富士通は、3月2日〜5日にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル関連見本市「Mobile World Congress 2015」で、ユーザーがスマートフォンの画面を見るだけでロックを解除できる「虹彩認証システム」搭載スマホのデモを実施した。
虹彩認証とは、瞳孔の外側にある虹彩と呼ばれる環状のしわを読み取り、指紋のように本人確認を行う生体認証技術だ。赤外線カメラと赤外線LED照明を用い、眼球部分に照射された赤外線を赤外線カメラで撮影、虹彩パターンを取得して登録・照合するという仕組みになっている。MWC 2015ではまだ試作機の展示にとどまったが、2015年度中には実用化される予定だ。新型ARROWSに搭載されるかもしれない虹彩認証システムはどのようなものなのか。虹彩の登録から認証までの一連の手順を40秒動画で見ていこう。
“革命的すぎる”速さが決め手――富士通が指紋の次に“目”を付けた虹彩認証のすごさ
富士通、「虹彩認証システム」搭載スマホを開発――画面を見てロックを解除
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