料理の写真はどこまで“メシウマ”に?――「Xperia Z4」のカメラを徹底検証荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

» 2015年06月02日 13時18分 公開
[荻窪圭ITmedia]

人物&自撮りはどうか

 さて人物編。

 プレミアムおまかせオートで撮る。ちゃんと顔を検出し、明るさも顔に合うのでよし。肌色も自然な色で出ていて言うことなし。

photo 鮮やかだけど自然な写り。ディテールもちゃんと出てる

 暗くて照明がよくない(顔に極端な影が出たり目元が暗くなったり)だと顔として認識されづらいので、ちょっと上を向いてもらって顔に光が当たるように撮影。

photo 暗かったのでISO1000にまで上がった。ディテールがつぶれているのは高感度のノイズを消すため。肌色がいまひとつなのは部屋の照明のせい

 今回チェックすべきはむしろ、自撮りの方だ。インカメラの画素数が500万画素に上がり、より広角になった。広角なので友達と一緒に自撮りする時や背景を入れて自撮りするときによい。

photo 自撮り中。2秒のセルフタイマーを使うと撮りやすい。

 自撮り時もデフォルトは16:9なので今回はそのまま撮ってみたが、イメージセンサーは4:3なので、4:3にしたとき500万画素、16:9だと380万画素相当になる。まあその辺はお好みで。

 自撮り時はデフォルトで「美肌」がオンになる。オンにすると目に見えて「美肌」化するのでこちらもお好みで。

photo 美肌オフにすると普通の自撮り
photo 美肌をオンにしてみた
photo 美肌オンにすると肌が滑らかになり、分かりやすく美肌っている

 見事、美肌になりました。

 で、確かに画素数が増えたのみならず、インカメラの画質自体も上がってる。髪の毛の解像感も全然違う。これはよい。インカメラのクオリティを上げるのは2015年のトレンド。他社も追随してくるに違いない。

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