ソフトバンクモバイルは、6月4日にiPhone向けアプリ「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」を提供開始した。
視覚障がい者向け使い方教室 for iPhoneは、iPhoneを便利に使える基本的な操作方法を学習できるというもの。音声ナレーションによるホームボタンやコネクタなどiPhone各部の位置確認、タッチパネルの範囲や音声アシスタント機能「Siri」の利用方法、VoiceOver機能を使ったダブルタップ、3本指左右フリックなどの操作を学べる「基本ジェスチャー練習」と、ジェスチャーを使ってアプリの起動などを学ぶ「応用練習」といった機能を備えている。
開発にはiPhoneを使いこなしている視覚障がい者をはじめ、iPhoneの使用経験がない視覚障がい者や後援者、専門家の意見を取り入れて学びやすさを意識。対応機種はiOS 8以降を搭載したiPhone 6/6 Plus、iPhone 5s/5c/5。
以下、リリースの本文です。
概要
「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」の機能
レッスン1:「iPhoneに触れる」
ナレーションに従ってiPhoneの各部に触れ、ホームボタン、サイレントスイッチ、音量ボタン、電源ケーブルをつなぐためのコネクタなどの位置を確認します。また、タッチパネルの範囲を識別しやすくするためのヒントや、音声認識型のパーソナルアシスタント機能であるSiriの利用方法を学習します。
レッスン2:「ボイスオーバーについて」
VoiceOverの概要、設定時の注意事項、設定・解除方法などを学習します。
レッスン3:「操作練習」
ダブルタップ、3本指左右フリック、スプリットタップなど、VoiceOverを利用したiPhoneの操作方法を学習する「基本ジェスチャー練習」と、学習したジェスチャーを使って、アプリケーションの起動、電話の発着信、文字入力の方法などを学ぶ「応用練習」に分かれています。「基本ジェスチャー練習」では、ジェスチャーが正しければ正解音が、間違えればブザー音が流れ、5回成功すると次の練習に進めます。
レッスン4:「iPhoneを便利に使う」
基本ジェスチャーの他に、覚えておくと便利なジェスチャー、VoiceOverの簡単な設定方法、読み上げ速度の調整方法や、視覚障がいのある方に便利に使っていただけるアプリケーションなどを紹介します。
[注]
※「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」はiOS 8以降のiPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 6、iPhone 6 Plusでご利用いただけます。
「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」イメージ画像
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