NTTコミュニケーションズ、事業者向けに050電話サービス提供:SIM通

» 2015年09月16日 06時00分 公開
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 「OCN モバイル ONE」の運営を行うNTTコミュニケーションズは、格安スマホを提供するMVNO事業者やケーブルテレビ事業者向けに、同社のIP電話基盤を利用した「050IP電話アプリ」を本日より提供開始しました。

「050IP電話アプリ」画面イメージ

 これにより、事業者は「050 plus」と同等のIP電話サービスを自社サービスとして展開でき、加入者にとっても通常の電話発信より安い料金での通話を可能にしてくれます。

 本サービスのリリース文には「MVNOやケーブルテレビ事業者の提供するサービスの競争力を高めるため」と、卸提供を開始した背景について説明しており、すでに上婦負(かみねい)ケーブルテレビ株式会社(富山県)、近鉄ケーブルネットワーク株式会社(奈良県)、本庄ケーブルテレビ株式会社(埼玉県)など、複数の事業者が順次導入していくとのこと。

 機能は以下のとおり。

機能 内容
発信・着信 一般加入電話、IP電話、携帯電話、PHS、国際電話との発着信
留守番電話 保存日数:10日間、保存件数:20件
国際電話発信規制 国際電話の発信を制限(意図しない高額通話を防ぐことが可能)

 本アプリを導入した事業者は、ユーザが利用するアプリ画面で表示される「提供事業者名、問い合わせ先(電話番号・メールアドレス)、インフォメーションページ(Webサイト)」を任意で設定でき、オペレーション機能としてNTTコミュニケーションズへ050番号の申し込みや利用者への料金請求も自社システムに組み込むことができます。

 ユーザにとっては契約しているサービス会社以外の事業者を意識することがなく、提供側にしてもAPIとして組み込めるので大きな手間なく、より付加価値のあるサービスを利用することができそうです。

 050IP電話サービスを提供するプロバイダーも多いので、本サービスに関心を持つMVNOが多いと思われます。最近では、地方のケーブルネット局や地元密着型のプロバイダーなどもMVNOサービスを開始しているため、これをきっかけにMVNOに参入するという事業者も増えそうです。

(文:SIM通編集部)

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