KDDI、無線でワイヤレス給電できる「Cota」を開発――CESでデモを披露

» 2015年12月22日 17時49分 公開
[田中聡,ITmedia]

 KDDIは12月22日、米Ossia(オシア)と共同で、離れた場所にある端末をワイヤレスで給電できる技術「Cota(コータ)」の実用化を目指し、ワイヤレス給電システムを共同開発したことを発表した。OssiaはKDDIは2015年1月に資本提携を行った会社。

 Cotaは、従来のモバイル端末に加え、ウェアラブルやIoTデバイスのワイヤレス給電を可能にする技術。2.4GHz帯の無線による電波電送方式にて、理論値で最大10メートル離れたところから、複数のデバイスを1wまで給電ができるほか、障害物がある場合や、受電する端末が動いていても給電が可能だという。受電側のデバイスが搭載するレシーバーは、ローコストで実装できるため、IoTデバイスに適しているとしている。

photo ワイヤレス給電「Cota」の利用イメージ

 現在も「Qi」や「WiPower」などのワイヤレス給電技術が提供、開発されているが、いずれも専用の充電台に端末を置く必要がある。無線での充電が可能になれば、端末を置く場所を意識することなく、より手軽に充電ができるようになる。

 KDDIとOssiaは、2016年1月6日から9日まで開催される2016 International CESにて、Cotaのワイヤレス給電と認証給電のデモを実施する。ワイヤレス給電では、スマートフォンのバッテリーケースとIoTデバイス内のバッテリーをワイヤレスに給電。デバイスごとの給電状況をアプリで確認したり、給電のオン/オフを制御したりできる。認証給電では、「au ID」を用いて、チャージャーが給電するデバイスを設定・登録すると、認証されたデバイス(スマホのバッテリーケース)のみを給電する。

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