Qua Phoneは、Qua tabなど、auのAndroidタブレットと連携させて、さまざまな機能を使える「auシェアリンク」に対応している。 タブレットにQua Phoneの画面を表示してタブレットからQua Phoneを操作したり、Qua Phoneに届いたメールやSMSの通知を受けたり、反対にタブレットで表示した電話番号にQua Phoneから電話をかけたりすることができる。ここからは新モデル「Qua tab 02 HWT31」と、Qua phoneとのauシェアリンクについて紹介しよう。
Qua tab 02は10.1型WUXGA(1200×1920ピクセル)IPS液晶ディスプレイを搭載したAndroidタブレット。製造はファーウェイが担当しており、2月中旬以降の発売予定。実質価格で1万円台前半となる見込みだ。
見やすいディスプレイに加え、両サイドにステレオスピーカーを搭載し、Huawei独自のサラウンド機能「Super Wide Sound」によるパワフルで立体感のあるサウンドを楽しめることが特徴だ。
4G LTEとWiMAX 2+に対応し、最大通信速度は下り150Mbps/上り25Mbps、通話機能は搭載していない。バッテリーは6500mAhで、ストレージは16GB、メモリが2GB。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応している。プロセッサはQualcomm Snapdragon 615のMSM8939(1.5GHz/4コア+1.2GHz/4コアの8コア)を採用した。
auシェアリンクを利用するには、最初にスマホとタブレットでペアリングが必要だ。Qua phoneの設定には「au設定メニュー」が用意されており、ここでauシェアリンクの設定や確認が行える。
スマホ画面リンクを利用すると、Qua tabの画面にQua phoneの画面が表示できる。画面はWi-Fi Directを利用して転送されているという。片方で操作すると、もう一方も同様に動く。Qua phoneをかばんの中に入れたまま、あるいは別の場所で充電していても、Qua tabで操作できるわけだ。
対応アプリはブラウザとカメラなどで、Qua phoneで見ていたサイトをQua tabの大画面で見る「つづき見」や、Qua phoneでQua tabのカメラのシャッターを切るといったこともできる。またQua phoneにかかってた通話をQua tabで確認することも可能だ(着信はできない)。
このほかに、4G LTEケータイ(いわゆるガラホ)とQua tabを連携させると、ケータイで撮影した写真をQua tabに送り、大画面で見ることもできる。スマホやケータイとタブレットを組み合わせることで、ちょこっと便利な未来を感じることができそうだ。
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