KDDIは、3月8日から「HTC J butterfly HTL23」(2014年8月発売)のAndroid 5.0へのバージョンアップを提供する。8日10時から順次開始となる。KDDIが2015年6月に発表した5.0バージョンアップ予定機種にHTC J butterflyは含まれていなかったが、新たにバージョンアップされる形となった。
「HTC J butterfly HTL23」
バージョンアップにより、機能追加やUI(ユーザーインタフェース)変更が行われる。その主な内容は以下の通り。
- マテリアルデザインとなり、多彩な色が使われ、陰影に奥行きが出る
- アプリのアイコンがよりシンプルになる
- ロック画面から通知の確認や電話の応答が可能になる
- 通知パネルのクイック設定が変更される
- 写真に効果を加えられる「フォトエディター」アプリが追加される
- 「ギャラリー」アプリのメニュー表示が変更され、写真の編集も「合成」「グラフィック効果」「イリュージョン」「プリズムアート」などが追加される
- パノラマ撮影時に平行線を表示し、シャッターボタンを押さなくても、スマホを水平に動かすだけで撮影が可能になる
- カメラモードの「+追加」から「フォトブース」「スプリットキャプチャ」「Zoe」カメラを追加できる
- 壁紙、アイコン、着信音などを変更できる「テーマ」アプリが追加される
- 「最近使用したアプリ」の表示を「カードビュー」に変更できるようになる
- 「設定」メニュー内に検索機能が追加される
- 撮影した写真を、NFCを用いる「Android Beam」で送信できるようになる
- 「ニュースと天気」アプリが追加される
バージョンアップはWi-Fi、4G(LTE/WiMAX 2+)、3G回線から行える。なお、4G/3G回線から更新ファイルをダウンロードすると、通信料が発生する。更新ファイルのサイズは約810MB。
ロック画面からさまざまな通知を確認できる
画像編集のメニューも変更される
新たに追加された編集項目
テーマアプリが追加される
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