最後に東京都内のアイティメディア社内(会議室)で正午過ぎに測定した。再びランチタイムのため、通信速度は厳しい結果になる。ただしauの場合、こちらのランチタイムの測定では上りの速度が向上しやすい。
今回もau(LTE NET)がトップで、下り平均49.95Mbpsで十分な速度だった。UQ mobileは下り平均1.45Mbpsで、mineoは0.47Mbpsと横浜駅での測定とほとんど変わらない。
上りの通信速度はUQ mobileが12Mbps以上という好結果だった。mineoも8Mbpsなので満足いく数値といえる。逆にau(LTE NET)が奮わず、3Mbps台だった。
計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
---|---|---|---|
UQ mobile | 12:26 | 1.45 | 12.26 |
mineo | 12:33 | 0.47 | 8 |
au(LTE NET) | 12:21 | 49.95 | 3.34 |
au(LTE NET)が強く4回のテスト中3回トップになったが、横浜駅前の午前中にUQ mobileが本家を上回る金星を挙げた。
mineoはどうしても混雑時、特にランチタイムに下り0Mbps台となるものの、これがMVNOの標準的な通信速度。ドコモ系MVNOの多くと同じなのだ。
2月のau系MVNOの傾向を簡単にまとめると、以下のようになる。
1月の午前中の結果が悪かったので、UQ mobileとmineoはやや改善した印象。3サービスとも午前中には強い。ただしドコモと同じく本家は混雑時も含めて常に強いため、やっぱりMVNOの通信速度は本家に見劣りする。これがドコモ系サービスなら、UQ mobileやmineoはドコモ本家並みに速度が出ていることもあるのだが。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、他のさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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