ソフトバンクは4月1日、月額2900円(税別、以下同)で月間1GBまでのデータ通信ができる「データ定額パック・小容量(1)」の提供を開始する。
5分以内の通話が定額になる「スマ放題ライト」(1700円)、ISP料金のS!ベーシックパック(300円)と組み合わせることで、ソフトバンクのスマートフォン(通話+データ通信)が月額4900円から利用できるようになる。また国内通話が完全定額の「スマ放題」(2700円)とのセットも可能だ。
1カ月4900円を実現するデータ定額パック・小容量(1)だが、余ったデータを翌月にくりこすことは利用できない。
さらにスマホ契約の場合、端末料金を毎月割引く「月月割」も適用しなくなるため、端末料金込みのトータルコストは上位プラン契約時よりも高くなる場合がある。なお、4GケータイとiPad、タブレットの場合は端末価格の割引を適用する。
大手キャリアのNTTドコモとKDDI(au)は既に1カ月5000円以下を実現するスマホ料金を提供している。ドコモは家族3人で月間5GBのデータ容量を分け合うプランを3月1日に開始。auは1人でも契約できる1GBプランを3月23日にスタートした。auもスマホで1GBプランを選択すると、端末料金の割引が受けられなくなる。
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