NTTドコモは8月9日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」「Xperia A4 SO-04G」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0で、ビルド番号は3機種ともに「23.5.B.0.303」となる。
対象の3機種にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、より深い端末スリープが可能になる「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、利用する機能の権限をアプリ実行中に決められる仕様変更など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の項目において機能改善・仕様変更が行われる。
OSバージョンアップは無線LAN(Wi-Fi)かドコモのXi(LTE)/FOMA(3G)回線でインターネットに接続した本体から行う。SO-04Gについては、Windows PCを使ってバージョンアップすることもできる。いずれの方法でも本体内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。
OSバージョンアップに伴い、事前あるいは事後にアプリのバージョンアップまたは削除が必要な場合もあるので注意しよう。
端末設定から「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」→「アップデートを開始」と進み、画面の指示に従ってバージョンアップ操作を行う。所要時間はSO-02Gが約58分、他2機種が約59分だが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。
Xi/FOMA回線でバージョンアップ用のデータをダウンロードする場合、「spモード」の契約が必要だが、パケット通信料金は発生しない。ユーザーの操作ですぐにダウンロードを開始したい場合は、Wi-Fi接続が必要となる。Xi/FOMA回線を使う場合、タイマー予約によるダウンロードのみ選択できる。
Windows PCを使う場合、事前に「Xperia Companion」をインストールしておく必要がある。インストール後、PCとSO-04GをMicro USBケーブルで接続し、PC側の画面の指示に従って操作することでバージョンアップできる。PCにはインターネット接続が必要となる所要時間は約35分だが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。
※PC接続用ソフトが「PC Companion」から「Xperia Companion」に変更されたことに伴い、当該部分の記載とリンクを修正致しました(8月10日15時10分)
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