NTTドコモは10月18日、チャージ式プリペイドカード「dカードプリペイド」の申し込みを11月下旬から専用Webサイトで受け付けることを発表した。年会費は無料で、満12歳以上のドコモ契約者であれば審査なしで発行できる。カードの発行と、プリペイドカードとしてのサービス提供は三井住友カードが行う。
このカードは、ドコモの非接触決済プラットフォーム「iD」の加盟店や、MasterCardの加盟店で利用できる。プリペイドチャージの上限額は30万円で、Web(ドコモ電話料金との合算払い、dカード払い、「dポイント」からのチャージ)またはローソン店頭(現金払い)でチャージできる。チャージはWebサイトでは500円以上1円単位、ローソン店頭では1000円以上1円単位で受け付ける。
ただし、プリペイドカードという特性から、チャージ残高を超える決済はできない。また、一部の加盟店、商品・サービスの決済に利用できないことがある。携帯電話料金の支払いにも対応しない。
このカードには「dポイントカード」の機能もある。dポイント加盟店で提示すれば、その加盟店に応じた比率・数量のdポイントがたまるようになっている。ただし、通常のdポイントカードと同様に、利用登録をする必要があるので注意が必要だ。
これとは別に、カードでの決済金額200円ごとにdポイントが1ポイント付与される。iD/MasterCardが使えるdポイント加盟店では、「カードの提示」「決済」の両方でポイントがたまることになるのでよりおトクだ。iD/MasterCardが使えるdポイント非加盟店でも、「決済」でポイントがためられる。
クレジットカードの「dカード」と同様に、dカードプリペイドでもローソンでの「3%引き」特典を用意している。買い物の代金をこのカードで決済することが条件で、決済した翌月の中旬にプリペイド残高にチャージ(キャッシュバック)する形で割引を実行する。そのため、決済段階では割引とならないことには注意したい。
カードのデザインは通常1種類だが、先着10万枚は「ポインコ」デザインのカードとなる。ポインコ好きの人は、早めの申し込みをお勧めしたい。
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