ゲオは、全国のゲオショップ、ゲオモバイル、流通センターの計29拠点で、iPhone 6の修理を10月27日より開始します。
今回、ゲオで修理を開始するのはAppleのiPhone 6の1機種のみで、他の機種の修理は現時点では受付けしていません。
なぜなら、ゲオが取得した登録修理業者制度(総務省)は、端末ごとの申請許可となっており、iPhone 6以外の機種については現在申請中。認可がおりた端末から順次、修理受付を開始する予定とのこと。
iPhoneの修理に関しては、Appleが定める認定プロバイダーというものがありますが、ゲオの認可は総務省が実施する制度に則ったものとなります。
総務省が定める制度は、第三者が携帯電話端末を修理することによって、修理後の携帯電話端末の性能が電波法で規定している技術基準に適合するかどうか不明確になる等の懸念から生まれたものです。この制度では、修理の箇所及び修理の方法が適正で修理後の無線設備が技術基準に適合していることを修理業者自らが確認でき、かつ、電波法で定める登録の基準に適合する場合には、総務大臣の登録を受けることができるというもの。
ちょっと分かりにくい制度ですが、メーカーサポートに修理を問い合わせをせず、いわゆる街の修理屋さんに依頼をしたい際に、この認可の有る無しは信頼性の判断基準となるもの。いわば総務省のお墨付きといったところではないでしょうか。なお、制度の詳細について知りたいという方は以下のリンクにて確認ください。
なお、各修理項目の料金については以下のとおりです。
修理項目 | 料金 | |
---|---|---|
フロントパネル修理 | 12,000円 | |
バッテリー修理 | 7,500円 | |
リアカメラ修理 | 7,800円 | |
リアカメラカバーレンズ修理 | 6,800円 | |
インカメラ修理 | 7,800円 | |
ボタン修理 | 7,800円から | |
音声パーツ修理 | 7,800円 | |
水没修理 | 23,000円から | |
Appleの正規プロバイダーではないということで、修理料金はAppleCare+に未加入の場合より若干お得になっているようです。Appleの補償サービスに入っていないという場合には積極的に利用していきたいですね。
(文:SIM通編集部)
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