ソフトバンクとY!mobile、下り最大612Mbpsに対応する「Pocket WiFi」を発売

[エースラッシュ，ITmedia]

　ソフトバンクは1月21日、ソフトバンクブランドのファーウェイ製法人向けモバイル無線LAN（Wi-Fi）ルーター「Pocket WiFi 602HW」を発表した。また、同社とウィルコム沖縄は同日、Y!mobileブランドのファーウェイ製モバイル無線LANルーター「Pocket WiFi 602HW」発表した。

　両機種ともに仕様は同一で、2月中旬以降の発売を予定している。

モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 602HW」（写真＝左）、「Pocket WiFi 603HW」（写真＝右）

　複数の周波数帯を束ねて通信の高速・安定化を図る「キャリアアグリゲーション（CA）」、基地局からの送信と端末への受信に各4本のアンテナ使って通信の高速化を図る「4×4MIMO」と、より高密度な通信を行える「256QAM変調」を使うことで、下り最大612Mbps（理論値）の高速通信を実現した。

　電源を入れてから約5秒で高速起動する機能も備えており、使いたいときにすぐに使うことができる。バッテリー容量は2400mAhで、連続通信時間は約8.5時間、連続待受時間は約850時間となっている。

　サイズは約109.9（幅）×65.1（高さ）×15.5（奥行き）mmで、重量は約135g。ディスプレーは2.4インチ QVGAタッチ液晶、最大同時接続台数は14台。無線LANはIEEE 802.11ac／a／b／g／n（2.4GHz帯・5GHz帯）に対応している。

　ボディーカラーはPocket WiFi 602HWはブラックのみ、Pocket WiFi 603HWはブラックとホワイトの2色となる。