ファーウェイ・ジャパンは2月21日、SIMロックフリースマートフォンの新機種「HUAWEI nova」を発表。2月24日から販売する。価格は3万7980円(税別)。
Huaweiオンラインストアや量販店で販売するほか、MVNOも取り扱う。取り扱いMVNOは、IIJmio(インターネットイニシアティブ)、イオンモバイル(イオンリテール)、エキサイトモバイル(エキサイト)、NTTコムストア by gooSimseller、DMM mobile(DMM.com)、NifMo(ニフティ)、BIGLOBE SIM(ビッグローブ)、mineo(ケイ・オプティコム)、楽天モバイル(楽天)。各MVNOの価格はこちらを参照。
novaは、海外では2016年9月の「IFA」で発表されたミッドハイのスマートフォンで、若者を主なターゲットとしている。カラーはチタニウムグレー、ミスティックシルバー、ローズゴールドの3色。ディスプレイは5型のフルHD(1080×1920ピクセル)で、側面から背面にかけてアルミニウムを採用。背面はアーク形状になっており、持ちやすさにもこだわった。
カメラはアウトが1200万画素。P9やMate 9のようにライカと共同開発したものではないが、P9のカラーセンサー(片方のカメラ)と同等のカメラを搭載している。センサーはソニー製。画素ピッチがP9と同じく1.25μmで、1画素あたりの集光面積が広いため、暗い場所でも明るく撮影できる。
像面位相差とコントラスト方式のオートフォーカスによって、約0.3秒の速さでピントを合わせられる。また、フォトライトありとなしの画像を合成することで、夜景と人物のどちらもキレイに写せる「ハイダイナミック・フラッシュライト」機能も備える。動画は4Kサイズ(2160×3840ピクセル)の撮影をサポートする。
インカメラは800万画素。Huaweiスマホではおなじみ、美肌に補正する「ビューティーモード」を備えているほか、「スウィート」「キュート」「ナチュラル」「パーティー」といったメークアップモードも用意した。メークアップモードはnova liteにはない、novaの独自機能だ。画面を白く光らせてフォトライト代わりに使うこともできる。
オーディオ機能にも注力し、イヤフォン装着時に、7.1chのバーチャルサウンドを楽しめる「DTS Headphone:X」を搭載した。
プロセッサはSnapdragon 625(8コア)、内蔵ストレージは32GB、メインメモリは3GB、バッテリー容量は3020mAh。外部接続端子はUSB Type-Cで、5V/2Aの急速充電にも対応している。Huaweiの調査で、標準的な使い方で2日間バッテリーが持つという。
3GとLTEの同時待受(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)にも対応しているが、片方のSIMスロットは、microSDスロットにもなっており、2枚のSIMとmicroSDを同時は利用できない。背面には指紋センサーを搭載しており、カメラのシャッターボタンとしても使える。
通信速度は下り最大225Mbps、上り最大50Mbps。au VoLTEについては、後日ソフトウェアアップデートで対応する予定。
機種名 | HUAWEI nova |
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メーカー | Huawei |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Snapdragon 625/2.0GHz 8コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大128GB) |
ディスプレイ | 約5.0型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
バッテリー容量 | 3020mAh |
連続待受時間 | 約720時間(フライトモードで測定) |
連続通話時間 | W-CDMA:約1320分 |
アウトカメラ | 有効約1200万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー | チタニウムグレー、ミスティックシルバー、ローズゴールド |
サイズ | 約69.1(幅)×141.2(高さ)×7.1(奥行き)mm |
重量 | 約146g |
ネットワーク | LTE:Band 1(2100MHz)、3(1800MHz)、5(850MHz)、7(2600MHz)、8(900MHz)、18(800MHz)、19(900MHz)、28(700MHz)、38、40 W-CDMA:Band 1(2100MHz)、5(850MHz)、6(800MHz)、8(900MHz)、19(800MHz) |
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