一通りお話を伺ったらハンズオン。「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツが用意されたテーブルでおのおのが実機で撮影だ。スマホでよく撮られる被写体の1つが料理、ということで、華やかなスイーツが用意されたのだろう。
マニュアルモードにすると露出やホワイトバランスなどを細かく設定できる。
背景をボカシたいときや3D撮影はデュアルモードで。
背景ボケで撮った写真は「リフォーカス」機能で、後からボカシ具合やフォーカス位置をセット可能だ。
今回あれこれスイーツで試してみたところ、縦位置で撮るとしっかり背景がボケるが、横位置で撮った場合はあまり効果が出なかった。この機能を使うときは縦位置がお勧め。
ボケ具合は、同等の機能を持つ「HUAWEI P9」の方がハデだが、BLADE V8の方がナチュラルで雰囲気は悪くない。
3Dモードで撮ると、このように左右それぞれの写真が生成される。こちらも縦位置で撮るのがお勧め。
3D写真は裸眼だとうまく見えない人も多い。そこでケースの出番である。BLADE V8のケースが簡易3D ビュワーになっているのだ。
こんな風にセットし、蓋をする。
そして、見て楽しむのである。
デュアルカメラを搭載した端末が増えているが、その目指すところはさまざま。ZTEは背景ボカシや3D写真をメインにすえ、ミドルクラスの価格で実用的なものを搭載してきた。画質や安定性についてはきちんと使ってみないとなんともいえないが、カメラの動作は軽快で悪くはなさそうだ。
発売は2017年5月25日。想定市場価格は3万4800円となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.