デュアルカメラ搭載で背景ボカシや3D撮影が可能 「ZTE BLADE V8」を試してきた(2/2 ページ)

» 2017年05月23日 13時04分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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スイーツを実際に撮影

 一通りお話を伺ったらハンズオン。「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツが用意されたテーブルでおのおのが実機で撮影だ。スマホでよく撮られる被写体の1つが料理、ということで、華やかなスイーツが用意されたのだろう。

ZTE BLADE V8 タッチ&トライではスイーツの撮影会

 マニュアルモードにすると露出やホワイトバランスなどを細かく設定できる。

ZTE BLADE V8 マニュアルモードは各設定がオーバーレイされるので分かりやすい

 背景をボカシたいときや3D撮影はデュアルモードで。

ZTE BLADE V8 動画・写真・デュアルなどモードが並んでいるので「デュアル」を選ぶ
ZTE BLADE V8 デュアルカメラモードにしたら背景ボケか3Dかを選ぶ

 背景ボケで撮った写真は「リフォーカス」機能で、後からボカシ具合やフォーカス位置をセット可能だ。

ZTE BLADE V8 リフォーカス中。背景が大きくボケているのが分かる。ちなみにこの3つは「ショコラ ショウ シニャチュール」という3つのチョコレートデセールのセットです

 今回あれこれスイーツで試してみたところ、縦位置で撮るとしっかり背景がボケるが、横位置で撮った場合はあまり効果が出なかった。この機能を使うときは縦位置がお勧め。

 ボケ具合は、同等の機能を持つ「HUAWEI P9」の方がハデだが、BLADE V8の方がナチュラルで雰囲気は悪くない。

ZTE BLADE V8 体験会でBLADE V8で撮影した「ショコラ ショウ シニャチュール」。リフォーカスをして背景をぼけさせたもの

 3Dモードで撮ると、このように左右それぞれの写真が生成される。こちらも縦位置で撮るのがお勧め。

ZTE BLADE V8 3D撮影するとこのように3D処理された写真が作られる

 3D写真は裸眼だとうまく見えない人も多い。そこでケースの出番である。BLADE V8のケースが簡易3D ビュワーになっているのだ。

ZTE BLADE V8 実は箱の蓋にレンズがついていて、3Dビュワーとして使える

 こんな風にセットし、蓋をする。

ZTE BLADE V8 この3Dビュワーになる箱って斬新かも。VRビュワーとしても使えそう

 そして、見て楽しむのである。

ZTE BLADE V8 らいらさんに試してもらった

 デュアルカメラを搭載した端末が増えているが、その目指すところはさまざま。ZTEは背景ボカシや3D写真をメインにすえ、ミドルクラスの価格で実用的なものを搭載してきた。画質や安定性についてはきちんと使ってみないとなんともいえないが、カメラの動作は軽快で悪くはなさそうだ。

 発売は2017年5月25日。想定市場価格は3万4800円となっている。

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