HTC20周年に“最強のスマホ”を投入する 「HTC U11」「LINK」の狙いを児島社長に聞く(2/3 ページ)

» 2017年05月25日 15時01分 公開
[石野純也,ITmedia]

VR HMD「LINK」が日本限定の理由

―― LINKは日本限定での展開とうかがいました。これはなぜでしょうか。

児島氏 日本はゲームやVRのクリエイターが非常に多い。そのため、まず日本で出していきたいと考えました。そこからいろいろな可能性を模索し、広げていきたい。もともと、世界に一気に広げていくものではなく、最初に日本で出し、どういう可能性を秘めているのかを見ていきたいと考えています。

HTC U11 端末をケーブルで接続するヘッドマウントディスプレイの「LINK」

―― HTCのVRといえば「VIVE」がありますが、このコンテンツを流用することはできないのでしょうか。

児島氏 それはできません。VIVEはPCですが、そもそもこれ(HTC U11)はAndroidですからね。ただ、変換ツールは用意しています。

―― お手頃価格ということですが、いくらぐらいになりそうでしょうか。

児島氏 価格に関しては、お客さまであるキャリア側がコントロールするので申し上げられません。ただ、非常に高級なレンズと、高級なAMOLEDを使っていますから、サイドバイサイドで(他社と)見比べていただければ(お手頃さが)分かるのではないでしょうか。

HTC U11 コントローラーも2つ備え、頭を動かす必要なく操作できる

―― LINKは端末とヘッドマウントディスプレイをケーブルで接続する形ですが、これが今回のHTC U11から可能になった理由を教えてください。

児島氏 USB Type-C対応で、かつプロセッサが非常に高速になったというのも理由の1つです。

―― モバイルVRというと、ヘッドマウントディスプレイにスマートフォンを直接差し込むタイプが一般的ですが、この仕様にしたのはなぜでしょうか。

児島氏 それだと、ウィンドウがスマートフォン(のスペック)に引っ張られてしまいます。ですから、今回はスマートフォンと別にLINK側にディスプレイを設け、その組み合わせで使おうということにしました。ちなみに、ヘッドマウントディスプレイにもバッテリー(2800mAh)が入っています。

―― コンテンツはどのように開拓していく予定でしょうか。

児島氏 私たちがコンテンツを作るわけではありませんが、ベンダーさんに広く作っていただける環境を整えようと考えています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. 【ニトリ】599円の「マルチスタンド」 スマホやタブレットのキッチン利用も便利 (2026年10月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー