ASUS JAPANは、カメラ機能を強化したSIMロックフリースマートフォン「ZenFone Zoom S(ZE553KL)」を6月23日に発売する。価格は5万4800円(税別)。カラーはネイビーとシルバーの2色。
海外では「ZenFone 3 Zoom」という製品もあるが、ASUS JAPANによると、日本では海外と発売時期が異なるのに加え、2世代目のZenFone Zoomであるため、「Second generation」を意味する「S」を付け、「ZenFone Zoom S」という製品名にしたとのこと。
背面のアウトカメラには、1200万画素のデュアルカメラを搭載。一方には焦点距離25mmの広角レンズ、もう一方には焦点距離59mmの望遠レンズを搭載しており、光学2.3倍ズームや最大12倍のデジタルズームが可能。広角レンズにはF1.7、画素ピッチ1.4μmのセンサーを採用しており、暗所でも十分に光を取り込めるとしている。電子式手ブレ補正と光学式手ブレ補正もサポートしている。動画は最大4Kサイズでの撮影が可能。
被写体の背景をぼかして撮影できる「ポートレートモード」、明暗差のある環境でも鮮明に撮影できる「HDR Proモード」、写真をRAWデータで保存できる設定オプションも用意した。なおポートレートモードは後日ソフトウェアアップデートで対応する予定。
インカメラはF2.0の1300万画素。肌色を柔らかく、かつ明るく見せられる「美人エフェクト」を利用できる。
ディスプレイは5.5型のフルHD(1080×1920ピクセル)有機ELを搭載。プロセッサはQualcommのSnapdragon 625、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。背面の指紋センサーからロック解除できるのはもちろん、ダブルタップでカメラ起動、タップでシャッターの操作もできる。5000mAhという大容量バッテリーを搭載しており、別売りのOTGケーブルを接続すると、モバイルバッテリーとして外部機器を充電できる。
電話(3G)とデータ通信(LTE)で2つのSIMを利用できる「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応。au VoLTEにも対応するので、au回線のSIMカードも利用できる。
周辺機器として、純正専用背面カバー「Bumper Case(バンパーケース)」(ブラック、ゴールド)と、5.5型までのスマートフォンで利用できるミニ三脚「ASUS ZenTripod」も同時に6月23日に発売する。
機種名 | ZenFone Zoom S(ZE553KL) |
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メーカー | ASUS |
OS | Android 6.0.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 625/8コア |
メインメモリ | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC |
ディスプレイ | 5.5型 フルHD AMOLED |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
バッテリー容量 | 5000mAh |
連続通話時間 | au VoLTE:約2460分、3G:約2898分 |
連続待受時間 | au VoLTE:約934.4時間、3G:約1000時間 |
アウトカメラ | 有効約1200万画素×2 |
インカメラ | 有効約1300万画素 |
ボディーカラー | ネイビー、シルバー |
サイズ | 約77(幅)×154.3(高さ)×7.9(奥行き)mm |
重量 | 約170g |
ネットワーク | FDD-LTE:Band 1(2100MHz)、2(1900MHz)、3(1800MHz)、5(850MHz)、7(2600MHz)、8(900MHz)、18(800MHz)、19(900MHz)、26(850MHz)、28(700MHz) TD-LTE:Band 38(2500MHz)、40(2300〜2400MHz)、41(2500MHz) W-CDMA:Band 1(2100MHz)、2(1900MHz)、5(850MHz)、6(800MHz)、8(900MHz)、19(800MHz) |
GoogleのAR(拡張現実)技術「Tango」とVR(仮想現実)技術「Daydream」の両方に対応したスマートフォン「ZenFone AR」も6月23日に発売する。価格はメモリ6GB/ストレージ64GBモデルが8万2800円(税別)、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルが9万9800円(税別)。
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