auの新プランが開始半月で45万契約を突破 「アップグレードプログラムEX」も好調

» 2017年08月01日 18時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 KDDIは8月1日、2017年度第1四半期の連結決算を公表した。その決算説明資料において、同社と沖縄セルラー電話が7月14日から提供している「auピタットプラン」「auフラットプラン」の概況が明らかとなった。

田中孝司社長 報道関係者向け決算説明会に臨むKDDIの田中孝司社長

累計契約者数は「45万」 予想よりも「フラットプラン」選択者が多い

 KDDIによると、7月14日から30日までの間にAndroidスマートフォンを購入した契約者のうち83%が新プランを選択し、45万契約を突破したという。

 45万契約の内訳は公開されなかったが、同社の予想よりもフラットプランの選択者は多く、3GBよりも多いデータ(パケット)定額を契約しているユーザーについては、わずかな出費で大幅にデータ通信量の増えるフラットプランを選択する傾向にあるようだ。

 また、同期間においてAndroidスマホを分割払い(割賦)で買った契約者のうち、約84%が「アップグレードプログラムEX」を適用したという。

概況 新料金プランとアップグレードプログラムEXの概況

 当初、KDDIでは新プランをリテンション(引き留め)対策の一環と位置付けていたが、提供開始後はMNP契約も増えたという。大手キャリア(MNO)からだけではなく、MVNOからの転入もあるようだ。

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