MoMAに“永久収蔵” 独特の触感のフリップケータイ「MEDIA SKIN」(懐かしのケータイ)

» 2017年08月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auの京セラ製ケータイ「MEDIA SKIN(W52K)」です。

MEDIA SKIN(閉じた正面)
MEDIA SKIN(開いた正面) MEDIA SKIN(W52K)

 MEDIA SKINは、ケータイのデザインを追求した「au Design project」の第6弾として登場した、同プロジェクトでは唯一のフリップ型ボディーを採用した製品です。

 奥行き13.1mmの薄型ボディーですが、ワンセグやEZ FeliCa(おサイフケータイ)、EZナビウォーク、PCサイトビューアーなどに対応するハイスペックモデルで、当時はワンセグ対応機最薄かつ、おサイフケータイ対応機最薄でした。

MEDIA SKIN(背面)

 デザインは吉岡徳仁氏が担当。待ち受け画面やメインメニューなどにも吉岡氏ディレクションの内蔵コンテンツが用意されています。

 外装には「ドロドロの液体から引き上げてコーティングされたケータイ」をイメージしたという、特殊な塗装が施されていて、カラーごとに独特の触感に仕上げられました。

 2007年度の「グッドデザイン賞」で金賞を受賞したほか、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品にも選定されました。

左側面
右側面

「MEDIA SKIN」の主な仕様

  • 発売日:2007年3月23日
  • キャリア:au
  • メーカー:京セラ
  • サイズ:約50(幅)×110(高さ)×13.1(奥行き)mm
  • 重量:約104g
  • メインディスプレイ:2.4型(240×320ピクセル) 有機ELディスプレイ 26万色
  • アウトカメラ:有効約131万画素CMOS
  • ボディーカラー:オレンジ、ブラック、ホワイト、パステルブルー(台数限定)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年12月03日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. “コンパクトスマホ”は絶滅するのか? 変わりゆく「小型の定義」と「市場ニーズ」 (2024年05月26日)
  3. 「Xperia 10 III」の整備済製品が2万7000円→1万9800円に値下げ:Amazonブラックフライデー (2024年12月01日)
  4. PayPayキャンペーンまとめ【12月1日最新版】 最大10万ポイント還元もある「超PayPay祭」12月2日に開始 (2024年12月01日)
  5. ソニーの耳をふさがないイヤフォン「LinkBuds」、1万9500円→1万4740円に値下げ Amazon ブラックフライデーで (2024年12月01日)
  6. 「OPPO Find X8」の疑問をキーパーソンに直撃 Proなし、キャリアスマホとして販売されない理由は? (2024年12月02日)
  7. ガジェットポーチに適した無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」はどれ? モノを入れて検証してみた (2024年11月29日)
  8. 日本発売が決まったOPPO「Find X8」と、海外で展開される上位モデル「Find X8 Pro」の違いは? (2024年12月01日)
  9. 「楽天ペイ」でも“最強プラン” 楽天ペイ(コード決済)とクレカの決済手数料を2.2%に (2024年12月02日)
  10. 日本語対応が待ちきれない! 国内のiPhoneで生成AI活用「Apple Intelligence」を試すための3ステップ (2024年12月02日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー