「これ、面白そうだから使ってみない?」とITmedia Mobileの編集部から送られてきたのが、iPhone/iPad用ケース「iOgrapher(アイオグラファー)」。どうもiPhoneやiPadを装着して両手持ちして撮影すると、カメラワークが安定するらしい。
使い方は簡単。iPhoneやiPadをケースにカチッとはめるだけ。
一見するとすごく単純な装置だが、本当に効果あるんだろうか……?
いささか懐疑的になりつつ、ものは試しと使ってみたのである。
iOgrapherには「iPhone 6/6s/7用」「iPhone 6 Plus/7 Plus用」「iPad Air/Air 2用」……というように、いくつかのサイズが用意されている。ここはやはり光学式手ブレ補正を持たないiPhoneで試せば効果のほどが分かりやすいだろう、ということで今回はiPhone 6/6s/7用のものにiPhone 6sをはめて使ってみよう。
撮影するときは、両手でハンドルを持つ。こんな感じに。
撮る側から見ると、こうなる。
実に単純だ。カチッとはめこんでも、底面のLightning端子やイヤフォン端子、電源や音量などのキーはちゃんとふさがないようになっているのは良い。
では、本当に効果があるのか試してみよう。両手にiOgrapherを持って撮影しながら歩いてみた。
その結果がこちら。
逆光なので条件は悪かったが、結構滑らかに安定して撮れていることが分かる。めっちゃ効果があるじゃないか。iPhoneを直接持つのと比べて、カメラも傾かないし動きも安定している。
びっくり。普段から映像を録っている人には当たり前の効果かもしれないが、私はスチル(静止写真)ばかりなので、ちょっとびっくりしたである。
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