iPhone写真を「instax SHARE SP-3」でチェキってみよう荻窪圭のiPhoneカメラ講座(1/3 ページ)

» 2017年11月28日 06時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 スマホカメラ全盛の時代にあって、富士フイルムの「チェキ(instax)」が人気なんだそうである。

 いや、もちろんチェキがスマホカメラを駆逐するとかそういう訳じゃないのだが、iPhoneが登場して以来、デジカメ市場がガクンと落ち込む流れの中で、フィルムカメラの一種であるインスタントカメラがなんだかんだで生き残り、しかも人気が上がっていることがスゴい。

 これ、「フィルムカメラの復権」とかそういうのではなくて、チェキ自体が「そもそも別ジャンルのモノ」であると考えるべきだと思う。その場でプリントして、モノとして共有する――伝統的な楽しさなのだ。

 さて、2017年春、そんなチェキにデジタル保存もできる「instax SQUARE SQ10」が登場(レビュー記事はこちら)。そして11月には、そのプリンター版ともいえる「instax SHARE SP-3」が登場した。今回はこいつをレビューするのである。

instax SHARE SP-3 この写真の中央にあるのが「instax SHARE SP-3」

SP-3は“スクエア”なフィルムを使う

 「SP-3」っていうことは、当然その前に「SP-1」や「SP-2」もあるわけである。SP-3は、富士フイルムのスマホ用プリンター「スマホ de チェキ(instax SHARE)」の第3弾なのだ。

 じゃあ「従来機と何が違うの?」ということになるが、フィルムが違う。

 SP-2までは「instax mini」というフィルムを使っていた。instax miniの画面サイズは62×46mmで、若干縦長。それに対し、SP-3では「instax SQUARE」というフィルムを使っている。このフィルムは先述のinstax SQUARE SQ10と共通で、画面サイズは62×62mmの正方形。単に正方形なだけではなく、従来よりもちょっとデカい。

 「正方形」は、恐らくInstagramを意識したものだろうが、そもそも元祖インスタントカメラにしてインスタントカメラの代名詞にもなっている「ポラロイド(Polaroid)」のフィルムがほぼ正方形(7.7×7.9cm)だったわけで、違和感はあまりない。

instax mini(左)とinstax SQUARE(右)で同じネコ写真を印刷してみる。instax SQUAREの方が大きくプリントできているのが分かる

セットアップはカンタン

 では、SP-3を使ってみることにする。

 まず、Micro USBケーブルを使ってバッテリーを充電する。本体に付属するケーブルをiPhoneのACアダプターなどとつなげばOK。バッテリーの交換が必要になった時は、デジカメ用の「NP-50」というバッテリーを購入すればいい。

USB充電 充電中。充電用のMicro USBケーブルは本体に付属する

 続いて本体にフィルムカードリッジをセットする。先述の通り、今までのinstax SHAREと異なるフィルムなので、買う際には要注意。

 カードリッジにはフィルムが10枚入っている。残りの枚数はLED表示でチェックできる。

カードリッジを入れる カードリッジをセット。SP-3では「instax SQUARE」を使う。従来のチェキ・スマホ de チェキ用の「instax mini」ではないので気を付けよう
LEDインジケータ LEDインジケータ。細長いものがバッテリー残量を示し、白い点のものがフィルムの残り枚数を示す(1枚使う毎にLEDが消えていく)

 セットできたら、「スマホ de チェキ」アプリの出番。あらかじめiPhoneにダウンロードしておこう(Android版もあるので安心を)。

アプリのトップ画面 iOS版「スマホ de チェキ」アプリ。撮影やプリントなど、さまざまな機能が盛り込まれている
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