“デュアルカメラ”のXperiaが今後登場?――ソニーモバイル発表会:Mobile World Congress 2018(2/2 ページ)

» 2018年02月27日 16時15分 公開
[房野麻子,ITmedia]
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「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Compact」を披露

 次に古海氏は、「最新のソニーのテクノロジーを搭載し、イマーシブな(没入できる)エンタメ体験を提供する」端末として、Xperiaスマホの新フラグシップモデル「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Compact」の2機種を紹介した。

Xperia XZ2/XZ2 Compactを披露する古海氏 Xperia XZ2/XZ2 Compactを披露する古海氏

 2製品の特徴として、HDR表示対応の美しいディスプレイについて紹介。Xperia XZ2 Compactは「HDR対応の5型ディスプレイを搭載した世界で最も小さいスマートフォン」として紹介した。

 高画質エンジン「X-Reality for mobile」の進化によって、SDR(標準コントラスト)コンテンツのHDR(高コントラスト)アップコンバートが可能となり、動画コンテンツをHDR品質に匹敵する映像にできることや、フロントフェイスステレオスピーカーを搭載したことで臨場感のあるサウンドを楽しめることを説明した。

 また、新たに搭載したユニークな「ダイナミックバイブレーションシステム」も紹介した。これは、パワフルなアクチュエータがスマホ内部に搭載され、視聴する映像やゲーム、ミュージックビデオの音の信号を解析し、それに基づいて本体が振動するもので、「映像を触覚的に感じられる」と紹介した。

アクチュエーター ディスプレイの下部にアクチュエーターが配置され、コンテンツの音に合わせてスマホ本体を振動させる(画面中の青い四角に囲まれた部分がアクチュエーター)
Sony Pictures Entertainmentのドン・エルンドCTO 発表会にはSony Pictures Entertainmentのドン・エルンドCTOも訪れ、ソニーグループの豊富なコンテンツをXperiaで高品質に楽しめることをアピール

 カメラについては、「MotionEyeカメラシステム」が進化し、両モデルともスマホとして世界初となる4K HDRビデオ撮影に対応することと、960フレーム/秒の「スーパースローモーション撮影」がフルHD(1920×1080ピクセル)にも対応したことを説明した。4K HDR動画は、対応するテレビやYouTubeでも再生できる。

4K HDR動画の撮影に対応 両モデルともスマホとしては世界初となる4K HDRビデオ撮影に対応

 人の顔などをカメラでスキャンしてアバターを作れる「3Dクリエイター」は、インカメラを使ったスキャンにも対応。作った3Dの映像はFacebookのタイムラインに投稿できるという。

3Dクリエイター 3Dクリエイターがインカメラでの3Dスキャンにも対応。3D映像はFacebookに直接投稿できる

 さらに古海氏は、プロセッサとしてSnapdragon 845を搭載していることに言及。下り最大1.2Gbps(理論値)の高速通信に対応している他、このクラスの端末としてはベストなバッテリーライフを実現し、XZ2については高速ワイヤレス充電に対応していることも紹介した。

 両機種の発売は3月以降を予定している。日本導入について言及はなかったが、例年導入されていることを考慮すると、日本での取り扱いは間違いなさそうだ。

二眼カメラシステムの開発中! 搭載スマホは今後登場か

 カンファレンスの最後で、古海氏はスマホ用のデュアル(二眼)カメラの技術を開発中であることを明言。ソニーの新しいイメージセンサーとリアルタイム画像処理エンジンによって、動画撮影では「ISO12800」、静止画では「ISO51200」という超高感度撮影に対応するというものだ。

二眼カメラを開発中であることを明らかに “One more thing”的に、二眼カメラを開発中であることを明らかにした

 この超高感度撮影では、人間の目ではぼんやりとしか見えないような暗い環境でも鮮明な動画や写真を撮れるという。「レンズ交換式カメラでしかできなかった」(古海氏)ような撮影が可能になる超高感度の二眼カメラが、そう遠くない将来のXperiaに搭載されるようだ。

新イメージセンサー デュアルカメラと新イメージセンサーで超高感度撮影を実現するという
超高感度撮影のイメージ 超高感度撮影のイメージ。かなり暗い場所でも鮮明な写真が撮れそうだ
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