探してみよう! 3万円前後で買える「春スマホ」(SIMフリー編)(2/3 ページ)

» 2018年03月15日 12時00分 公開
[小林誠ITmedia]

「簡単に操作したい」人にお勧めのスマホ

 「操作が難しい」という印象から、スマホの購入をちゅうちょする人は少なくない。しかし、SIMロックフリースマホにも簡単操作に注力しているものがある。その1つが、今回オススメするトーンモバイルの「TONE m17」だ。

オススメ:TONE m17(トーンモバイル)

 TONE m17は、トーンモバイルオリジナルスマホで、富士通コネクテッドテクノロジーズ製。今回紹介するスマホの中では唯一、特定MVNOとの回線契約がないと購入できないが、端末のWeb直販価格は3万2184円(契約手数料は別)とリーズナブルだ。

TONE m17 TONE m17

 スペック的には、製造元のSIMロックフリースマホ「arrows M04」がベースとなっているが、トーンモバイル独自の子供や中高年層を意識したカスタマイズがなされている。

 子供が使う際には、見守り機能、特定の場所(学校や塾など)でスマホを使えなくする「ジオロック」、利用時間帯の制限制限機能が便利だ。また、中高年層ユーザーには、見守り機能やシンプルなホームアプリがありがたい。

 さらに、無料アフターサポートが用意されており、パッケージに置くだけで端末の自己診断・修復を行える機能も搭載されている。スマホ初心者向けにはありがたい機能が充実している。おサイフケータイにも対応しているので、「モバイルSuica」や各種ポイントカードも使える。

「TONE m17」の主な仕様
機種名 TONE m17
メーカー 富士通コネクテッドテクノロジーズ
OS Android 7.1.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 410/1.2GHz 4コア
メインメモリ 2GB
ストレージ 16GB
ディスプレイ 約5型HD(720×1280ピクセル)液晶
バッテリー容量 2580mAh
アウトカメラ 約1310万画素
インカメラ 約500万画素
サイズ 約144(高さ)×71(幅)×8(奥行き)mm
重量 約148g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/3/8/19/26

「バッテリー持ち」を重視する人にお勧めのスマホ

 先に紹介したASUSのZenFone Max Plus(M1)は、バッテリー容量もそこそこ大きい。しかし、「もっとバッテリーが長持ちするスマホが良い!」という人もいるはず。

 そんな人には、同じくASUSの「ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)」をオススメしたい。

オススメ:ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)

 ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)は、日本国内ではビックカメラグループ(ビックカメラ、ソフマップ、コジマ)限定販売で、5000mAhの超大容量バッテリーを搭載している。ビックカメラ.com(Web通販)での販売価格は3万2184円だ。

ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL) ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)

 メーカー公称値では、待ち受けが最大46日間、3G(W-CDMA)通話は最大40時間、ビデオ再生は最大22時間、Wi-Fi接続のブラウジングが最大26時間と、満充電からずっと使いっぱなしでも丸1日持つスタミナを有している。「Super saving mode(省電力モード)」を使えば、バッテリー残量10%の状態でも91時間待ち受けできる。

 バッテリーの大容量さを生かして、他のUSB機器を充電(給電)できる機能も備えているので、他のスマホやデジタルカメラのバッテリーがピンチになったときにも役に立つ。

「ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)」の主な仕様
機種名 ZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)
メーカー ASUS
OS Android 7.1.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 430/1.4GHz 8コア
メインメモリ 4GB
ストレージ 32GB
ディスプレイ 約5.5型HD(720×1280ピクセル)液晶
バッテリー容量 5000mAh
アウトカメラ 約1300万画素
インカメラ 約500万画素
サイズ 約154(高さ)×76.9(幅)×8.9(奥行き)mm
重量 約181g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
対応周波数帯(TD-LTE) Band 38/41

「カメラ命!」という人にお勧めのスマホ

 手頃な価格でもカメラには妥協したくないという人もいるだろう。そんな人にオススメしたいのが、FREETEL(MAYA SYSTEM)の「REI 2 Dual」だ。

オススメ:REI 2 Dual(FREETEL)

  REI 2 Dualは、MAYA SYSTEMがプラスワン・マーケティングからFREETELブランドの端末事業を譲受した後に登場した機種。Web直販での販売価格は3万9744円だ。

REI 2 Dual REI 2 Dual(WHITE)

 アウトカメラはデュアル構成で、ソニー製の1300万画素センサーを2つ搭載している(片方がカラーセンサー、片方がモノクロセンサー)。インカメラも1600万画素と高画素で自撮りの人も満足の行くスペックだ。

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 625。FREETELスマホとしては初めて国内3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のネットワークに対応している点にも注目だ。

「REI 2 Dual」の主な仕様
機種名 REI 2 Dual
メーカー FREETEL(MAYA SYSTEM)
OS Android 7.1.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 625/2GHz 8コア
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB
ディスプレイ 約5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)液晶
バッテリー容量 3300mAh
アウトカメラ 約1300万画素×2(カラー+モノクロ)
インカメラ 約1600万画素
サイズ 約152(高さ)×75(幅)×7.9(奥行き)mm
重量 約158g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/26B
対応周波数帯(TD-LTE) Band 41

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