探してみよう! 3万円前後で買える「春スマホ」(SIMフリー編)(3/3 ページ)

» 2018年03月15日 12時00分 公開
[小林誠ITmedia]
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「とにかく軽いスマホがいい!」という人にお勧めのスマホ

 SIMロックフリースマホは150g超の機種が多い。「どうせなら軽いスマホが良いなぁ……」という人には、ファーウェイの「HUAWEI nova lite 2」をオススメする。

オススメ:HUAWEI nova lite 2

 nova lite 2の重量は143gで、SIMロックフリースマホの中では軽い。それでいて、5.65型フルHD+液晶と3000mAhのバッテリーを搭載している。MVNO経由で販売されるモデルで事業者によって販売価格は異なるが、メーカー想定販売価格は2万8058円となっている。

HUAWEI nova lite 2 HUAWEI nova lite 2(左からブルー、ブラック、ゴールド)

 さらに、デュアルカメラや指紋センサーも備えるなど、価格を考えると機能が充実している。OSもAndroid 8.0と新しいものを搭載している。

 細かく見ると、モバイル通信で対応する周波数帯(Band)が少ないこと、auネットワークには対応しないこと、DSDSに対応しないことなど、価格を抑えているために削られている機能はある。それでも、多くのMVNOで取り扱っているので、回線とセット(あるいは機種変更)するなら良い選択肢といえる。

「HUAWEI nova 2 lite」の主な仕様
機種名 HUAWEI nova 2 lite
メーカー ファーウェイ
OS Android 8.0
プロセッサ HUAWEI Kirin 659/2.36GHz 4コア+1.7GHz 4コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
ディスプレイ 約5.65型フルHD+(1080×2160ピクセル)液晶
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 約1300万画素+200万画素
インカメラ 約800万画素
サイズ 約150.1(高さ)×72.05(幅)×7.45(奥行き)mm
重量 約143g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/3/5/7/8/19/20

「コンパクトなスマホがいい!」という人にお勧めのスマホ

 スマホのディスプレイは大きくなる傾向にある。それはSIMロックフリースマホも例外ではなく、コンパクトモデルは少数派だ。

 少ないコンパクトモデルの中で、筆者がオススメするのはピーアップの「Mode1 RS MD-03P」だ。

オススメ:Mode 1 RS MD-03P(ピーアップ)

 MD-03Pを開発したピーアップは、自ら「テルル」というケータイショップを運営している企業。MD-03Pはテルルで取り扱っている他、Amazon.co.jpやソフトバンクコマース&サービスの「+Style」でも購入できる。テルルでの標準販売価格は2万4624円となっている。

Mode 1 RS MD-03P Mode 1 RS MD-03P(Black)

 重量は約178gとやや重めではあるものの、高さと幅は5型クラスの他機種よりも数mmコンパクトとなっている。ケータイショップが作ったスマホということと、モータースポーツファン向けのデザインが注目を集めているが、サイズが気になる人はテルルの店頭でチェックしてみると良いだろう。

「Mode 1 RS MD-03P」の主な仕様
機種名 Mode1 RS MD-03P
メーカー ピーアップ
OS Android 7.0
プロセッサ Mediatek MT6737T/1.5GHz 4コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
ディスプレイ 約5型HD(720×1280ピクセル)液晶
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 約1300万画素
インカメラ 約500万画素
サイズ 約140(高さ)×70(幅)×8.9(奥行き)mm
重量 約178g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/3/8/19/26
対応周波数帯(TD-LTE) Band 41

「おサイフケータイ」を使いたい人にお勧めのスマホ

 日本市場特有の機能の1つである「おサイフケータイ(FeliCa)」。特に都市部ではおサイフケータイさえあれば生活に困らないレベルでインフラが整備されているので、手放せないという人も少なくない。

 そんな人にオススメしたいのは、シャープの「AQUOS sense lite SH-M05」だ。

オススメ:AQUOS sense lite SH-M05(シャープ)

 SH-M05は、NTTドコモとau(KDDI・沖縄セルラー電話)が発売している「AQUOS sense」の兄弟機。外観に若干の違いがある点を除けば、基本仕様は同一だ。販売価格はおおむね3万円台前半に設定されており、「楽天モバイル」や「IIJmio」では3万2184円で販売している。

AQUOS sense lite SH-M05 AQUOS sense lite SH-M05(White)

 兄弟機と同様に、SH-M05はおサイフケータイに対応。防水・防塵(じん)仕様だ。フルHDのIGZOディスプレイやシャープ独自のAIエージェント「エモパー」、指紋センサーも搭載している。先述のTONE m17もおサイフケータイに対応しているが、より販路が広いのはこちら。MVNOを通した販売が主だが、家電量販店でも購入できる。

「AQUOS sense lite SH-M05」の主な仕様
機種名 AQUOS sense lite SH-M05
メーカー シャープ
OS Android 7.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 430/1.4GHz 8コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
ディスプレイ 約5型フルHD(1080×1920ピクセル)液晶
バッテリー容量 2700mAh
アウトカメラ 約1310万画素
インカメラ 約500万画素
サイズ 約144(高さ)×72(幅)×8.5(奥行き)mm
重量 約147g
対応周波数帯(FD-LTE) Band 1/3/5/8/17/19/26\
対応周波数帯(TD-LTE) Band 41
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