「海外での通信費は高い」はもう古い? 最新の海外渡航者向け通信サービスをチェック!:5分で知る最近のモバイルデータ通信事情(2/3 ページ)

» 2018年03月22日 06時30分 公開
[島田純,ITmedia]

玄人向け? でも安価傾向な「プリペイドSIM」の現地調達

 渡航先で販売されているプリペイドSIMカードは、今も昔も渡航先での安価な通信手段の有力候補です。

香港の屋台で売られるSIMカード 香港・シャムスイポの屋台で売られるプリペイドSIMカード。シャムスイポはこのような屋台が複数あることで有名だ

 多くの国において、プリペイドSIMカードはデータローミングよりも安価にデータ通信できる手段となり得ます。

 このようなプリペイドSIMカードと相性が良いのはSIMロックフリースマートフォンです。最近では国内で購入できるSIMロックフリースマホの選択肢が充実したので、機種選びの面での障壁はほぼありません。

 ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 国・地域によっては購入できる場所が著しく限られる
  • 国・地域によっては購入のために厳格な本人確認が必要(≒店員との会話が必要)
  • 接続に必要な設定をある程度自分でやる必要がある
  • 利用期間やプラン設定(価格)によってはローミングより割高になる可能性がある

 外国人でもプリペイドSIMカードを安価かつ容易に買える香港のような場所もありますが、犯罪抑止の観点から外国人のプリペイドSIMカード購入にパスポート(旅券)による本人確認を義務づけたり、発行できるSIMカードの枚数に制限を掛けたりする国も徐々に増えています。

 端末面でのハードルは低くなったものの、SIMカード購入に対するハードルが高くなりつつあることを踏まえると、長期的には「割安なローミングサービス」あるいは後述する「eSIM」を使った通信サービスに置き換わっていくのかもしれません。

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