「ローミングサービス」「貼るSIM」「クラウドSIMスマホ」でより便利になる海外データ通信5分で知るモバイルデータ通信活用術(3/3 ページ)

» 2018年07月13日 15時40分 公開
[島田純ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「クラウドSIM」に対応したスマホ、まもなく日本に?

 大手キャリアが海外ローミングサービスを拡充する一方で、「クラウドSIM」と呼ばれる仕組みを活用し、海外でデータ通信料金を割安で使えるモバイルルーターも複数登場しています。

 クラウドSIMは「SIMバンク」や「SIMプール」と呼ばれる装置に複数のSIMカードを挿しておいて、ユーザーが実際に利用するエリアに最適なSIMカードを「ダウンロード」して使うもので、この連載でも何度か取りあげています。

SIMバンクのイメージ クラウドSIMを支える「SIMバンク(イメージ)

 このクラウドSIMに対応したスマートフォンが、近々日本国内でも発売される見通しです。

 6月末に中国・上海で開催された「Mobile World Congress Shanghai 2018」において、クラウドSIMルーターで知られる香港uCloudlinkが、「World Phone S1」というスマホを展示しました。これがまさしくクラウドSIM対応スマホで、同社の担当者が日本国内でも近いうちに発売すると明かしたのです。

World Phone S1 World Phone S1

 World Phone S1の主なスペックは以下の通りです。

  • プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 652
  • メモリ:4GB
  • 内蔵ストレージ:32GBまたは64GB
  • ディスプレイ:5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)液晶
  • バッテリー容量:2950mAh
  • アウトカメラ:1300万画素センサー
  • インカメラ:800万画素センサー

 ……と、一見すると何の変哲もないミドルハイ(ミドルレンジの上位)スマホですが、クラウドSIMによって海外渡航時のデータ通信料を割安に使えることが期待できます。


 海外ローミングサービスの拡充やクラウドSIMを使った各種サービスなどによって、海外でのデータ通信がより手軽かつ割安になってきました。

 少し前は「海外パケ死」あるいは「キャリアのローミングサービスは高額」というイメージがありましたが、これらのサービスを活用することで「海外でのスマートフォン利用は怖くない」と感じる方が1人でも増えればと思います。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  7. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  8. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  9. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  10. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー