個人向け家計サービス「Zaim」を運営するZaimは12月27日、2018年の消費動向に関する調査結果を発表した。対象はZaimを利用する10〜60代以上の男女417人で、12月18日から24日にかけて調査を行った。
「2018年に購入してよかったもの」という質問には、約47%が「家電」と回答。その半数がIoT関連製品を挙げ、30〜40代の男女を中心にGoogle Home、Amazon Echoなどのスマートスピーカーやウェアラブル端末、お掃除ロボットなどが人気を集めた。消費の多かったカテゴリは「自己投資」が約21%で最も高く、2019年は「旅行」という回答が約39%となった。
よく利用した決済方法で最も多かったのは「クレジットカード」の約70%。「交通マネー」「Edy 」「iD」 「nanaco」 などの電子決済の利用は約60%で、利用した電子決済の最多は「交通マネー」となった。「今後、とくに利用したい決済方法」という質問には約38%が「電子決済」と回答し、「Kyash」「LINE Pay」「PayPay」といったポイント還元などがあるサービスを積極的に使いたいという声が大半を占めたことからもキャッシュレス化社会への期待の高まりが伺える。
また、Zaimの利用状況から調査したところ、10月5日にスタートしたスマートフォン向け決済サービス「PayPay」が12月4日から中旬にかけて実施した大型キャンペーン時期には、通常時に比べ平均およそ241倍、最大およそ500倍も利用額が上昇したことが分かった。
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