「キタ」と呼ばれる梅田と肩を並べる繁華街、「ミナミ」の難波エリアでも、楽天回線の通信速度をチェックしてみました。土曜日の夕刻とあり、心斎橋筋のアーケード商店街はものすごい人出でした。安定して楽天回線につながり、通信速度は下り20〜40Mbpsといったところ。ブラウザやSNSの利用に不便は感じない速度です。ただし、お店に入ると、電波ピクトが1〜2本になり、電話が発信できなくなることも……。これは、東京と同じ傾向です。
商店街から離れると、さほど速度が出ない場所もあり、圏外になってしまうポイントもありました。しかし、その場で機内モードのオン/オフをすると、楽天回線に再接続されました。
神戸、梅田、難波の一部のエリアで試しただけですが、東京に比べると、場所による速度差が激しく、Webページや地図の更新に時間がかかり、ストレスを感じることもありました。東京に比べると、設置済みの基地局が少ないのかもしれません。
大阪市と神戸市の間にある西宮市や、大阪府の第2の都市である堺市でも接続ネットワークをチェックしてみましたが、まだ楽天回線は開通していないようで、au回線につながりました。2020年春の本格的なサービスを開始するまでに、楽天回線のエリアをどこまで広げられるか、ということも気になりますね。
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