スマホカメラに1億画素も必要? Xiaomi「Mi Note 10」を使って分かったこと荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

» 2019年12月22日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

5つのカメラは、それぞれ何をやっているの?

 Mi Note10のカメラは5連である。ほんとに5つ搭載している。

Mi Note 10 Mi Note 10の5連カメラである

 一番左の小さい穴が「マクロカメラ」。200万画素のマクロ専用小型カメラだ。画素数も少なく超近距離にしかピントが合わない。

 1つ独立しているのが超広角カメラ。これは2000万画素で撮影データには16mm相当とある。

 続いて3つセットになっているトリプルカメラ部分。一番左は1億800万画素の広角カメラでF1.69。画角は24mm相当で、一般的なスマートフォンのカメラよりちょっと広角。光学式手ブレ補正搭載。これがメインカメラだ。

 続いて2倍カメラで約1200万画素。こちらはF2.0でポートレートカメラと称している。こちらは光学式手ブレ補正なし。1200万画素で2倍なら、メインカメラのデジタルズームでいいんじゃね、と思わないでもないが、ポートレートモード使用時にメインカメラと合わせて背景ぼかしにも使う。

 さらに500万画素の望遠カメラ。この望遠カメラは公式スペックでは「10倍ハイブリッドズーム」というややこしい書き方をしているが、カメラアプリ画面では「5x」となっているし本体にも「5X OPTICAL」とあるので「5倍」でいいだろう。

 5つのカメラ全てのセンサーサイズや画素数が違っているのが、またややこしいというか面白い。

 撮影した写真にロゴを入れることができるんだけど、そこには「AI PENTA CAMERA」とある。PENTAはペンタゴンのペンタ。ペンタプリズムのペンタ。ギリシャ語の5。AI搭載の5連カメラといっているわけだ。今回は面白いのでそのロゴを入れてある。

 ではガスタンク作例でチェック。超広角から5倍の望遠まで。

Mi Note 10 超広角カメラ。5184×3880ピクセル。周辺部のゆがみもきっちり補正されているし、発色もよし。左右のガスタンクの色が違うのは右のタンクだけ。先日塗り直したからでカメラのせいじゃない

 今回、広角カメラは「108M」ではなく「写真」モードで撮ってみた。写真モードで撮ると、1億800万画素の4分の1の2700万画素で出力される。

Mi Note 10 広角カメラ。「写真」モードで撮ると、6016×4512ピクセル、2700万画素の出力となるのがミソだ。1億画素のセンサーが吐き出す2700万画素なのでめちゃキレイ。これは素晴らしい写りだ
Mi Note 10 2x望遠カメラ。4032×3024ピクセル。2xにするとこのカメラに切り替わる。他のカメラに比べてくっきり感が強い写り
Mi Note 10 5x望遠カメラ。3274×2448ピクセル。500万画素のカメラだが800万画素の画像を出力

 続いてマクロカメラ。これは超近距離にしかピントが合わないので、もみじを撮ってみた。

Mi Note 10 マクロカメラ。1600×1200ピクセル。ちょっと画素数が少ないので、どうしてもマクロで撮りたいとき用

 さすがに、細かいチューニングが難しかったのか、使うカメラによって色味が違っているけど、まあ細かい追求はしないことにして。

 注目は「1億800万画素の広角カメラ」の画像サイズが、写真モードで撮ると「6016×4512」ピクセルになること。1億じゃなくて2700万画素サイズなのだ。

 Mi Note10が採用するこのイメージセンサーは、センサー自体が「4つのピクセルのデータを混合して1つの画素として出力する機能」を持っており、それを使っているのである。1億800万の4分の1は2700万だからね。そのおかげでディテールも階調もきれいなのである。

Mi Note 10 等倍で表示してみた。実にディテールが滑らかで不自然な輪郭強調もなくてきれい

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