ITmedia Mobile 20周年特集

ついに発表! 2019年を代表するスマートフォンは?(2/4 ページ)

» 2019年12月27日 18時00分 公開

太田氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー 太田氏

 太田氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • Galaxy Note10+:10点
  • HUAWEI P30 Pro:7点
  • OPPO Reno A:2点
  • Xperia 5:5点
  • Galaxy Fold:1点

 一番欲しい端末がNote10+なので10点にしました。理由はノミネート選定と同じく、ペン入力とカメラです。P30 Proは、端末としてよくできていて、不遇な扱いではありましたが、魅力的な端末なので、7点を入れました。

 Galaxy Foldは自分ではとても買えないですが、フォルダブルは2020年のトレンドになるでしょうし、それを先取りしたところが注目に値します。

佐野氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー 佐野氏

 佐野氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • OPPO Reno A:10点
  • HUAWEI P30 Pro:5点
  • Galaxy Note10+:4点
  • Xperia 1:2点
  • Pixel 3a:2点
  • iPhone 11:1点
  • AQUOS sense3:1点

 皆さんがGalaxy Foldを選ぶ気持ちも分かりますが、2019年1年間で折りたたみ端末が定着したとは言い難いです。今後ミドルレンジが主流になっていくのではないかというところで、ミドルで一番強かったReno Aに10点を付けました。

 以前は自分がノミネート機種に選んだ中から重点的に点を付けていましたが、2019年はどの端末も大きな差が出にくいということもあり、全体的に細かく配点しました。iPhone 11やAQUOS sense3など、ノミネート機種に選ばなかった中で点を入れたのも、全般的に、拮抗している印象があったからです。

島氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー 島氏

 島氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • OPPO Reno A:10点
  • Galaxy Note10+:5点
  • LG G8X ThinQ:5点
  • Xperia 1:3点
  • iPhone 11:2点

 Reno Aは、近年参入の海外メーカーでありながらも、日本向けにしっかりとローカライズした上で、コスパの高い端末を出せると証明した点を評価しました。日本市場の変化にベストマッチした価格設定や、米中貿易摩擦の影響といった、2019年の市場の追い風も合わせて10点としています。

 残りの端末はハイエンドです。ただ、カメラや処理性能の機能は向上しても、日常利用の体験ではほぼ変化を感じませんでした。それよりも、大容量通信の5G時代こそ使いやすい、持続できるコンセプトを持ったモデルをピックアップしました。

 Galaxy Note10+は、細かい基本機能の充実やカメラの性能が頭1つ抜けているのに加えて、ここにきてペン機能の完成度が高まり、利用ノウハウの蓄積もあっておいしい製品になっています。ペンの活用方法の広がりについては、今後もApple Pencil対応iPadの増加による相乗効果もあって期待できるかなと。

 LG G8X ThinQは価格の話題性だけでなく、普段はスリムなハイエンド、リッチに使いたい時は2画面と切り替えられる点を評価しています。スマホの利用に慣れた人ほど、常時重たい製品を持ち歩く必要はありません。これまでの2画面と違い、メインのスマホとしても迷わず買いやすいです。

 Xperia 1の、縦長画面で2画面を使いやすい、縦持ちで動画+SNSもラクという提案は、今後より生きてくると思います。ですが、基本機能の細かい完成度が他社レベルに追い付いておらず、以後のXperiaの改善も反映されていないので低い配点にしています。

 iPhone 11もハイエンドですが、評価内容はRenoAに近いです。Appleがマーケットの変化への対応か、ユーザーにとっても従来製品よりはお得な価格で高性能、心理的にも満足できる名称のiPhoneを出したという判断を評価しています。

房野氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー 房野氏

 房野氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • Galaxy Note10+:10点
  • Galaxy Fold:5点
  • HUAWEI P30 Pro:4点
  • OPPO Reno A:2点
  • Xperia 5:2点
  • AQUOS sense3:1点
  • LG G8X ThinQ:1点

 1位の「Galaxy Note10+」の評価は、ノミネート機種の選定理由と同じです。買いたいと思ったのがNote10+でした。他の機種についても、どれを配点すべきなのかをすごく悩みました。どの端末に点を入れても問題ないくらいの気持ちです。個人的な趣味で配点しました。

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