前回の連載でも触れましたが、NTTドコモが「ギガホ」の月間通信容量を倍増するキャンペーンを実施しています。
その他、いろいろな「特典」に釣られた筆者は、シェアパック(旧プラン)とは別にギガホも契約してしまいました。今回は、ギガホを使いつつも、気になる他社のデータ通信サービスをチェックしていきます。
2月現在、ギガホを契約すると、主に以下のような特典があります。
今回、ギガホを追加で契約したのは、先述の通りこれらの特典に釣られたこともありますが、「現在契約しているシェアパックを廃止して、全回線をギガホや「ギガライト」に移行とどうなるだろうか?」という検証も兼ねています。
ひとまず今回は、シェアパックを「ウルトラシェアパック50」から「ベーシックシェアパック」に変更した上で、ギガホ回線のSIMカードをモバイルルーター(Wi-Fi STATION HW-01L)に入れて、外出先ではできるだけ“ギガホルーター”で通信するようにしました。
シェアパックを最低限にしてデータ通信量を抑えようというチャレンジは、2019年1月にも敢行しました。「アプリとかの設定を変えてうまく通信量を抑えられたから、今回も勝利は約束されている!」と考えていました。
……が、意外にもそうはなりませんでした。長らくメインのスマートフォンをウルトラシェアパック50で運用し、「遠慮なくデータ通信をしても、容量が毎月余ってしまう」という状況に慣れすぎてしまい、設定をし忘れることが重なり、大量にスマホ単体でのデータ通信をしてしまったのです……。
最大の理由は、Amazonの音楽配信サービス「Music Unlimited」です。
オフライン環境でも音楽が聴けるように準備をしておこうと、Amazon Musicアプリで音楽をダウンロードし始めました。開始時はWi-Fi(無線LAN)経由の固定回線で通信していたのですが、モバイルデータ通信中でもダウンロードを継続する設定のままにしていたがゆえに、大量のデータ通信が発生してしまったのです。
ふとスマホを見た所、ドコモから「データ量に関するお知らせ」なるメールが着てきました。これを見て初めて“失敗”に気が付いた次第です……。
モバイルデータ通信でもダウンロードできるようにしていたのは、先述の通りウルトラシェアパック50で通信容量が余りがちだったからです。
ベーシックシェアパックにおける月間最大通信容量は30GBであるため、7GB弱の通信によって速度が落ち込むということはありません。しかし、実験の目的を考えると「やってしまった」感も否めません。
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