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» 2020年05月27日 09時00分 公開

6カ月間は月額2980円、“無制限”をうたう「ZEUS WiFi」はどれだけ快適に使える? (1/3)

新型コロナウイルスの影響もあり増えていくと思われるリモートワーク。そのときに選ぶべき安価なモバイルWi-Fiルーターサービスはどれだろうか?

[小山安博,ITmedia]

 「無制限」をうたうモバイルWi-Fiルータサービスはいくつも出ているが、最近は「通信速度が遅い」といったトラブルが発生していることもあり、利用をためらう人もいるかもしれない。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で会社や学校に行けない代わりに、自宅でテレワークや遠隔授業が必要になっている例も多い。そのため、これまで固定回線を設置していなかった家庭では、スマートフォンのテザリングで急場をしのいでいる人もいるだろう。ただ、スマートフォンのデータ容量を抑えていた人が、急に大容量や無制限プランにすると、それだけで通信料金が跳ね上がってしまう。

 そうした場合に、安価なモバイルWi-Fiサービスを利用するのは1つの手だろう。基本的には通信容量を問わない料金設計のため、どれだけ使っても料金が変わることはなく、家族全員の通信をまかなうことができる。

 そうした状況下で、今回紹介するのは「ZEUS WiFi」。他社との違いも含めてみてみたい。試用期間は4月17日〜24日。

ZEUS WiFi ZEUS WiFiのモバイルルーター。コンパクトでフラットなボディー

6カ月間は月額2980円、ソフトバンク回線への接続が多い印象

 最近の「無制限」をうたうモバイルWi-Fiサービスは、携帯大手3社のネットワークを使い分けて安定したネットワークに接続しつつサービスを提供する、というアピールが多い。特にuCloudlinkのクラウドSIMサービスを活用したサービスが多く、ZEUS WiFiも同様だ。

 月額利用料は3480円(税別、以下同)。現在、「ゼウスWiFiデビューキャンペーン」として6カ月目まで2980円で利用できるキャンペーンを実施している。7カ月目以降も3280円となるのでお得に利用できる。契約事務手数料は3000円、端末代金は無料のレンタルで、契約期間は2年間。2年途中での解約事務手数料は9500円となっている。ただし、契約後30日間であれば無料解約できる。

 海外106カ国で使える海外データ利用にも対応。この場合は別途データを購入する仕組みだ。料金は地域によって異なるが、例えば米国や欧州の主要国では7日1GBで968円(非課税)となっている。

ZEUS WiFi 同社がアピールするZEUS WiFiの特徴

 ZEUS WiFiが採用するクラウドSIMでは、複数のSIMをクラウド上で切り替えて最適なキャリアに接続する仕組みで、原理的には1つのキャリアで低速化しても、キャリアを切り替えることで継続的な通信ができる。他のサービスで通信障害を起こした原因は幾つかあるが、こうしたネットワークの接続先がソフトバンク回線を基本にしており、無制限をうたったことで大量のデータ通信が発生したことが1つの理由にあるだろう。

 実際、ZEUS WiFiも試用した限りはほとんどの場合でソフトバンク回線に接続している。外出自粛が求められる現在の環境下で「都心の混雑エリアでテストを行う」といったことが難しいので、基本的には自宅定位置での調査だが、固定回線の代替として使う分には多くの人が同じ環境だろう。

端末の特徴は?

 端末は手のひらサイズの薄型ボディーが特徴で、側面のUSB Type-Cポートから充電が可能だ。本体中央にタッチパネル付きディスプレイを搭載し、各種の設定ができる。タッチパネルの反応はそれほど敏感ではないが、めったに触るものでもないので問題はないだろう。

 ディスプレイにはデータ利用量とSSID、接続状況、データ購入、SIMカード通信、データ節約設定、言語、端末情報、ソフトウェアアップデートの各項目がある。このうち、「データ節約設定」は、アプリの自動アップデート・ダウンロード、一部のクラウドストレージなどの同期がオフになるようだ。ただ、基本的に無制限の通信なので、あまり気にする必要はない。同様に「データ購入」も、国内で使っている分には気にする必要がない。

ZEUS WiFiZEUS WiFi ディスプレイには各種メニューの大型アイコンが並ぶ

 SIMカード通信は、SIMスロットに挿入したSIMカードを使った通信を行う機能だ。MVNO回線なども使っていて、一時的に切り替えたいときに使うといい。シーンに応じて使い分けてもいいだろう。また、海外の現地SIMを挿して通信する、といった用途にも使える。

 接続状況は、Wi-Fi側に接続している端末を表示して、接続をブロックすることもできる。こちらも家庭で使う限りは特に触る必要はないだろう。データ利用量とSSIDでは、ルーター側のSSIDとパスワードが表示されるので、最初の接続時に活用する。データ利用量は現在の通信量を表示してくれる。

ZEUS WiFi 使用データ容量とSSIDなどを確認できる

 使い方としては、電源を入れて接続するだけで、他のルーターと使い方は変わらない。USB Type-C経由で充電できるのも簡単だ。

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