2つの純正キーボードで第4世代「iPad Air」の使い勝手をチェックしたノートPCライクに使えるのはどっち?(1/6 ページ)

» 2020年11月04日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 Appleから新しく登場した第4世代「iPad Air」は、これまでの第3世代までとはがらりと変わり、iPad Proとそっくりのデザインへと生まれ変わった。さらにFace IDではなく電源ボタンと一体化したTouch IDを内蔵する他、iPad Proよりも上位のA14 Bionicチップを搭載するなど、見どころの多いモデルとなっている。

iPad Air 4 Magic Keyboard(左)、Smart Keyboard Folio(右)に、それぞれ第4世代「iPad Air」を装着した状態

関連記事

 さて、この製品、iPad Proとほぼ同一形状ということで、iPad Pro向けに設計された「Smart Keyboard Folio」および「Magic Keyboard」をそのまま利用できる。中でもMagic Keyboardは、トラックパッドを搭載する希少な外付けキーボードであり、ノートPCライクに持ち歩きたいユーザーにとっては興味の的だろう。

 今回は、これらキーボードの日本語JIS版について、iPad Airと組み合わせた場合の使い勝手をチェックする。併せて、従来のiPad Proと組み合わせた場合との操作性の違い、さらに従来の第3世代モデルとSmart Keyboardを組み合わせた場合との違いなどについても見ていく。

iPad Air 4 上が新型iPad Airで、下が従来の第3世代iPad Air。これまでとは全くの別物といっていいデザインだ
iPad Air 4 上が新型iPad Air、下が11インチiPad Pro。デザインは同一、ボディーサイズも同じだが、画面は本製品がわずかに小さく、そのぶんベゼルに厚みがある
iPad Air 4 背面の比較。カメラはシングルレンズ構成で、11インチiPad Pro(下)とは見た目も大きく異なっている
iPad Air 4 従来の第3世代iPad Airは、キーボード接続用のSmart Connectorは長辺側の側面にあった
iPad Air 4 今回の第4世代iPad Airは、Smart Connectorが短辺側、かつ背面へと移動している。これはiPad Proと同じ配置だ
iPad Air 4 電源ボタンにTouch IDが一体化している。これまでの電源ボタンに比べるとわずかにサイズが大きい

 早速、2つのキーボードを取り付けてみよう。

       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年11月13日 更新
  1. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  2. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2025年11月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2025年11月11日)
  3. なぜ、Suicaは「チャージ上限2万円」なのか? コード決済導入でどう変わる? JR東日本に聞いた (2025年11月12日)
  4. ニトリの5990円「スマートウォッチ バルカ」を試す 1日以上持つバッテリー、健康管理機能は“お値段以上”か (2025年11月11日)
  5. 139製品が最大51%オフの「Xiaomi ブラックフライデー 2025」開催 「Xiaomi 15 Ultra」「POCO F7」もお得に (2025年11月11日)
  6. なぜ? DMMが格安SIM事業に再参入 povo、IIJと組んだ「DMMモバイルPlus」の狙いを聞く (2025年11月11日)
  7. KDDIが「未来のローソン」運営で得られた“気付き” なぜ同じビルに2店舗開店? スマホの役割は? (2025年11月12日)
  8. JR東日本の二次元コード乗車券「えきねっとQチケ」を使ってみた Suicaなし/無人駅でもOKだが残念な点も (2025年11月11日)
  9. 「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式のプリペイドコード決済(最大30万円)の導入に伴いイメージを刷新 (2025年11月11日)
  10. Galaxyスマホで「SAMSUNG」ロゴが復活、さらに製品名が「Samsung Galaxy」になった理由は? サムスン電子ジャパンに聞いた (2025年11月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー