1億800万画素の「Galaxy Note20 Ultra」がどんなにウルトラなのか試してみた荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

» 2021年02月05日 11時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]

5xカメラでの連写は迫力ある絵作り

 広角に続いては5xの望遠カメラ。35mm判換算判換算で123mm相当。レンズの絞り値はF3.0。正面から入った光を90度曲げで横向きにセンサーがついている屈曲光学系(ペリスコープ型)を採用している。

 これがなかなか高画質。レンズがちょっと暗い上にセンサーが小さいので、高感度には弱いけど(標準ISO感度はISO25)、昼間なら素晴らしい高画質だ。

Galaxy Note20 5xの望遠でガスタンク。細いワイヤーもちゃんと見えている

 さらに、10x、20x、50xと上げていってみる。

 10xは実に優秀でけっこう使えそう。20xだとちょっとデジタルズーム感が出てきちゃう。

Galaxy Note20 10x。これなら常用できそうなクオリティ。35mm判換算で約250mm相当になるわけで、かなりの望遠だ
Galaxy Note20 20x。ちょっとデジタルズーム感が出てくるけど、頑張れば使える
Galaxy Note20 50x。さすがにここまではむちゃか

 10xなら常用できるレベルだ思う。

 そんなわけで、小さな川の対岸にちょこんと座ってたサビネコ。5xでもちょっと遠かったので10xで捉えてみた。

Galaxy Note20 川向こうにいた猫を望遠で。曇天下だったので少しもやっとしているけどクオリティー的にはいけそう

 望遠カメラはセンサーが小さい分、ISO感度も低めに抑えられているので、ちょっと暗くなるとシャッタースピードが落ちる。だから万能ではないけれども、スマートフォンで撮る望遠のクオリティーとしてはかなりいい。

 フェンスの向こう、放し飼いにされている鶏群の中に七面鳥が混じっていたので、5xの望遠で撮ってみた。

Galaxy Note20 七面鳥を5x望遠で。近寄れない被写体に5x望遠が生きる

 5xの望遠なら電車を撮るのもいいかも、と連写に挑戦。秒20コマ近い速度で100コマまで撮ってくれる。連写はシャッターボタンをタップしないで触ったらそのまま横にスライドさせてホールド。慣れないとさっと連写に入れないかも。

Galaxy Note20 93枚連写した写真をギャラリーで閲覧中。コマ送りしながらいいものを選べる

 その中の1枚をセレクト。

Galaxy Note20 93枚連写した中の1枚。晴れていればすごくクオリティーは高い

超広角カメラは13mm相当

 最後は超広角カメラ。35mm判換算で13mm相当という超広角。これは今までと基本的に変わらないので特にコメントなし。多くのスマートフォンが16mm前後な中、もっと広い範囲が撮れるのはいい。

Galaxy Note20 いつものガスタンクを超広角で。周辺のゆがみは補正オンとオフを選べるが、これはオンで撮ったもの
Galaxy Note20 超広角は広い範囲を撮る分、どうしても明暗さが大きな構図になりがち。HDRがちゃんと働いて明るい空から黒い古民家までしっかり捉えている

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2024年03月29日 更新
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