米Qualcommは、5月4日(現地時間)に5Gミリ波の通信速度がSub-6のみと比較して16倍高速であると発表した。一般ユーザーが商用端末を用いて行った「Ookla Speedtest Intelligence」のデータによる。
ミリ波は米国や日本の主要な通信事業者が提供しており、欧州、東南アジア、オーストラリア、中南米、中国でも導入を予定。チップセット「Snapdragon Mobile Platform」では8シリーズから4シリーズでミリ波をサポートしている。
グローバルモバイルサプライヤー協会(GSA)によれば、100機種を超える5Gミリ波デバイスのほぼ全てがSnapdragonを搭載。同社の高出力ミリ波ソリューションを含めた「Qualcomm 5G Fixed Wireless Access Platform」搭載デバイスは多くの地域でギガビット通信に対応し、5G対応モデム「Snapdragon X65 Modem-RF System」は世界初の最大10Gbpsを実現したという。
ミリ波が提供するユーザー体験については、5月19日/20日(米国西海岸時間)にオンライン開催するイベント「Qualcomm 5G Summit」で紹介する。
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