MMD研究所は、5月18日に「2021年春商戦の通信サービス契約者実態調査」の調査結果を発表した。本調査はプランである「ahamo」「povo」「LINEMO」「Rakuten UN-LIMIT VI」の加入実態を調査したもので、対象は18歳〜69歳の男女4万人、調査期間は4月20日〜4月22日。
メイン利用のスマートフォンを2021年3月〜4月に契約した3708人が契約している通信サービスのうち、最多はahamoの22.9%で、Rakuten UN-LIMIT VIが18.7%、povoが12.6%となった。年代別ではahamoとpovoとLINEMは「20代」、Rakuten UN-LIMIT VIは「40代」が多い。
メイン利用のスマートフォンを2021年3月〜4月に契約した1062人に、以前利用していた通信会社も聞いた。ahamoは「NTTドコモ」が48.0%と最も多く、他キャリアからは33.0%。povoは「KDDI」が63.0%と最も多く、他キャリアからは22.0%。LINEMOは「ソフトバンク」が52.0%と最も多く、他キャリアからは36.0%。Rakuten UN-LIMIT VIは「楽天モバイル」が43.0%と最も多く、他キャリアからは52.0%となった。
現在利用している通信サービスから他社へ乗り換えるか聞いたところ、11.2%が乗り換えを検討していると回答。具体的な乗り換え先を決めているのは84.5%で、Rakuten UN-LIMIT VIが26.5%、Y!mobileが14.3%、ahamoが13.1%となった。
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