MMD研究所は、3月9日に「2021年3月 通信サービスの利用動向調査」の結果を発表した。対象は18歳〜69歳の男女4万人で、アンケート調査で回収したサンプルを人口構成比に合わせるためウエイトバック集計を行っている。
携帯電話・スマートフォンを現在利用している3万7731人へメイン利用の通信サービスを聞いたところ、NTTドコモが35.0%、auが24.5%、ソフトバンクが15.7%、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)が4.0%。キャリアサブブランドのY!mobileは7.2%、UQ mobileは3.2%で、4キャリア6サービスの合計は89.6%となる。MVNOは10.4%となった。
MVNOをメインで利用している3927人へ利用している通信サービスを聞いたところ、楽天モバイル(MVNO)が24.3%、mineoが15.5%、OCN モバイル ONEが11.3%に。2014年10月からの利用率の推移をみると、MVNOは2020年11月と比べ1.9ポイント低下して10.4%、キャリアサブブランドを含む格安SIMは20.8%と調査を開始して初の減少に転じた。
18歳〜69歳の男女4万人へ2台目のサブ利用モバイルについて聞いたところ、12.7%が「ある」と回答。サブで利用している通信サービスは4キャリアは合計77.4%で、キャリアサブブランドを含めると計86.0%となる。MVNOは14.0%となった。
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