MMD研究所は7月20日、「2021年 通信会社と利用ポイントに関する調査」の結果を発表した。調査対象はドコモ(ahamo含む)、au(povo含む)、ソフトバンク(LINEMO含む)、楽天モバイル(MVNO含む)を契約し、ポイントサービスを利用している20〜69歳の男女各1000人、合計4000人。「PayPayボーナス」もポイントサービスとして聴取した。
ポイントサービスの利用状況は楽天ポイントが上位を占め、全体では42.4%、楽天モバイルでは72.8%となった。ドコモではdポイントが34%で1位となり、楽天ポイントは31.5%だった。2番目に利用するサービスはauがPontaポイントで21.1%、ソフトバンクがTポイントで25.2%となっている。
楽天ポイントはauで35.6%、ソフトバンクで29.6%のユーザーが最も利用すると答えている。各キャリアと連携しているauのPontaポイントは21.1%、ソフトバンクのTポイントが25.2%だった。ソフトバンクではPayPayボーナスを「最も利用する」と答えたユーザーが22.9%と、他キャリアに比べて割合が大きい。
最も利用するサービスの満足度を聞くと、「満足している」と答えたユーザーは楽天ポイントが46.7%と最も多かった。次いでdポイントで38.2%、PayPayボーナスが37.6%となった。
「ポイントサービスが利用できる店やサービスを積極的に利用するか」については、全キャリアで楽天ポイントが50%以上の上位となった。2番目はドコモがdポイントで52.1%、auがPontaポイントで48.8%。ソフトバンクはPayPayボーナスで53.3%だった。「ポイント目的で利用する、関連性が高い他サービス」についても同様の結果となった。
キャリアの利用を継続する理由に「ポイントサービスがとても影響している」と答えたユーザーは、ドコモ(dポイント)で29.1%、au(Pontaポイント)で24.6%、ソフトバンク(Tポイント)が20.2%、楽天モバイル(楽天ポイント)が39.1%だった。
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