「iPhone 13(仮)」でTouch IDは復活するのか?次期iPhoneはどうなる?

» 2021年09月06日 12時48分 公開
[井上晃ITmedia]

 2021年秋に発表が見込まれるiPhone 13(仮称)には、Touch IDが搭載される可能性はあるのだろうか。本項では9月上旬までに挙がっている観測をもとに、情報を整理してみた。

「Touch ID」を取り巻く状況を整理する

 Touch IDとは、iPhoneやiPadなどのホームボタンに備わった指紋センサーのことだ。iPhoneでは、2017年に「iPhone X」が登場してから、その後継は徐々にFace IDを搭載するデザインへと移行。現行モデルでは、2020年4月に発表された「iPhone SE(第2世代)」のみがTouch IDを備えている状況だ。

iPhone 現行モデルでは唯一Touch IDを備えている「iPhone SE(第2世代)」

 iPadについても、iPad Proが第2世代のApple Pencilに対応する新デザインに移行するのに伴い、ホームボタンを廃止しFace ID対応へと変化した。一方、2020年9月に発表された「iPad Air(第4世代)」は、ホームボタンのないデザインであるにもかかわらず、トップボタンにTouch IDを内蔵させたことで話題となった。

iPhone トップボタンにTouch IDを備えた「iPad Air(第4世代)」

 加えて、Androidスマートフォンに関しては、ディスプレイ下に指紋センサーを内蔵する光学式または超音波式のディスプレイ埋め込み型の指紋センサーが増えている。

 こうした状況下、昨今のマスク着用が欠かせない社会情勢の影響も相まり、新iPhoneにTouch IDの再搭載を期待する声はより多く聞かれるようになっている。

Touch ID復活の可能性は2022年以降が濃厚か

 2021年上半期には「iPhone 13(仮称)にTouch IDが搭載されるのでは?」という内容のウワサが多く確認された。例えばWall Street Journalは、2021年1月にAppleの元従業員からの話を情報源とし、iPhoneに光学式ディスプレイ埋め込み型の指紋センサーを搭載するための検証が行われている可能性を報じた。

 一方、Touch ID採用モデルが登場するのは2022年以降になるのではないか、との予測が増えた。例えばMucRumorsでは、アジアのサプライチェーンからの情報に詳しいMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏(金融サービスグループTF International Securitiesのアナリスト)からの情報をもとに、2022年製iPhoneの一部モデルにディスプレイ内埋め込み型Touch IDが搭載される可能性を報じている。

 リーク情報の信頼性はさておき、こうした文脈を踏まえると、今後一部iPhoneにTouch IDが復活する可能性はゼロではないものの、2021年モデルのiPhoneへのディスプレイ埋め込み型Touch IDが搭載される可能性は低いといえそうだ。

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