米PayPalが9月7日(現地時間)、後払いサービスを提供しているPaidyを3000億円(約27億ドル)で買収することを発表した。買収により、国内での決済機能やサービスを拡充していくという。買収は2021年第4四半期に完了する予定。
Paidyは、オンラインストアで購入した代金を、翌月にコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払えるサービスを提供している。支払い時に電話番号とメールアドレスを入力し、SMSで送られてくる認証コードを入力すれば支払い手続が完了する。2021年7月からは、PayPalとの連携により、Visaのオンライン加盟店で支払える「どこでもペイディ」も提供している。現在のアカウント数は600万を超える。
PayPalはオンライン決済サービスを提供しており、クレジットカード、デビットカード、銀行口座を登録して支払える。アプリを使ってユーザー同士で送金することもできる。
買収後もPaidyのブランドは変わらず、これまで通りサービスを利用できる。
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