NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが、FCNT製の5Gスマートフォン「arrows We」を12月3日に発売する。
価格(税込み、以下同)はドコモが2万1450円、auが2万1068円、ソフトバンクが2万7360円。auは「スマホトクするプログラム」の対象で実質負担額は2万1068円。ソフトバンクは「新トクするサポート」の対象で実質負担額は1万3680円。
arrows Weは、スマートフォン初心者に向けたエントリーモデル。ホーム画面の文字やアイコンを大きくした「シンプルモード」を搭載しており、よく電話をかける相手の短縮ダイヤルも利用できる。アドレス帳に登録していない番号からの着信に対して注意喚起と自動録音をする「迷惑電話対策機能」や「フィッシング詐欺警告機能」も用意している。
ディスプレイは約5.7型のHD+(720×1520ピクセル)液晶を備えており、高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる試験をクリアした。ボディーは泡タイプのハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌が可能な設計としている。マスクを着けたままでもスムーズな通話が行える「マスク通話モード」や「はっきりマイク」も備えている。
プロセッサはSnapdragon 480、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、容量4000mAhのバッテリーを備える。カメラはアウト側が約1310万画素(広角)+約190万画素(マクロ)のデュアル構成、イン側が約500万画素のシングル構成となる。カメラ撮影はAdobe(アドビ)との提携による「Photoshop Expressモード」にも対応している。
背面に搭載した指紋センサーでロックを解除すると同時に、設定したアプリを起動することもできる。決済アプリを登録しておけば、ロックを解除してから素早く支払える。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応している。本体サイズは約71(幅)×147(高さ)×9.4(奥行き)mm、重量は約172g。
カラーはキャリアによって異なる。ドコモモデルがネイビー、パープル、ホワイト、レッドで、レッドはドコモオンラインショップ限定色となる。auはブラック、ローズゴールド、ホワイト、ソフトバンクがブラック、ターコイズ、ホワイトを用意する。また、ソフトバンクモデルはeSIMに対応する。ドコモでarrows Weを購入すると、「使い方ガイドブック」をプレゼントする。
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