世界を変える5G

ICT総研の通信速度調査 下りは3キャリアが150Mbps超え、楽天は33.8Mbps

» 2022年02月07日 12時35分 公開

 ICT総研は、2月7日に「2022年2月 全国60地点スマートフォン通信速度実測調査」の結果を発表した。

 測定端末にはNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのiPhone13を使用。通信速度測定サイト「インターネット速度テスト」で、1地点あたり下り(ダウンロード)と上り(アップロード)の速度を3回ずつ測定した。測定地点は全国6都市(札幌市、仙台市、東京23区、大阪市、福岡市、那覇市)の鉄道駅ホーム、鉄道移動中の駅間、公共施設、商業施設など全60地点で、各都市10地点ずつ。調査実施日は1月4日〜1月18日。

 下り通信速度はauが166.5Mbps、NTTドコモは164.8Mbps、ソフトバンクは153.1Mbps、楽天モバイルは33.8Mbps。楽天モバイルの下り通信速度は同社が2021年5月に実施した「山手線4Gおよび5G通信速度実測調査」の31.5Mbpsと大きく変わっていないが、3社の下り通信速度が高速化したため差が開いている。一方、上り通信速度はソフトバンクが24.6Mbps、auが24.4Mbps、NTTドコモが18.7Mbps、楽天モバイルが18.5Mbpsと差は見られなかった。

ICT総研 全国60地点の通信速度

 5Gを受信できた地点数の比率はauが66.7%でトップとなり、ソフトバンクが51.7%、NTTドコモが48.3%。楽天モバイルは8.3%にとどまるが、2021年5月調査時の0.0%と比べると改善された。また、調査した60地点全てで4Gまたは5Gを受信でき、3Gのみや圏外となった地点はない。

ICT総研 全国60地点の5G受信地点比率

 同社が作成した2分間のYouTube動画を再生するまでの待機秒数について調査したところ、ソフトバンクが3.4秒、ドコモが3.6秒、auが3.6秒、楽天モバイルが4.1秒とキャリアごとの差はない。動画再生後に動画が停止した秒数も測定したところ、全地点で動画再生中に一度も停止しなかった。今回調査の4社平均の下り通信速度は129.6Mbpsで、2011年時と比べて144倍の速度となっている。

ICT総研 全国60地点の動画再生までの待機時間
ICT総研 下り通信速度の推移

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