伊藤忠商事の子会社、ファミリーマートは中古携帯電話を回収するサービスの受け付けを終了した。
サービスの内容は不要になった携帯電話を都内の25店舗に持ち込めば、ファミリーマートで利用可能な1000円分のクーポンがもらえるというもので、伊藤忠商事が2月9日に始めた。データ削除は同社グループ傘下のBelongが行い、リサイクル事業者に引き渡して貴金属の取り出しや廃棄に回すことも明らかにしていた。
しかし、開始後にプレスリリースを発出したところ、問い合わせが殺到し、想定を上回る台数が持ち込まれたことから、開始3日後の12日に中止した。その際、受付体制を見直すとしていたが、17日に終了を発表した。
使われずに自宅に眠る「埋蔵携帯」は2021年時点で2.7億台あり、その価値は3兆円に上るといわれている。再利用可能な資産として価値が注目されており、埋蔵携帯が金メダルに生まれ変わるとの見方もある。
携帯市場「みんなのスマホ」における中古スマホの単月販売数が過去最高に 2021年12月度 手頃な中古iPhoneの影響か
美品の“3つ星スマホ”のみを販売 中古スマホサービス「にこスマ」の戦略
キレイな中古iPhoneに触れます 「にこスマ」のポップアップストアで新しい買い物体験
中古スマホでいまだ「iPhone 8」「iPhone 7」が売れている理由
愚直に“便利とお得”を追求 ファミリーマートが「FamiPay」を始めた理由
全国のファミマで「タッチ決済(非接触IC)」「Smart Code」「Alipay+」を導入
ファミリーマートでQR決済が利用可能に 「d払い」「LINE Pay」「PayPay」などCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.