パワフルだが悩ましい「iPad Air(第5世代)」/ahamoに“大盛り”登場Mobile Weekly Top10

» 2022年03月26日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年3月17日から2022年3月23日までの7日間について集計し、まとめました。

iPad Air(第5世代) M1チップを搭載してパワーアップした「iPad Air(第5世代)」

 今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、石野純也さんによる「iPad Air(第5世代)」のレビュー記事でした。

 iPad Air(第5世代)は、最近のMacや最新のiPad Proと同じM1チップを搭載しており、処理パフォーマンスが大幅に向上しています。加えて、Wi-Fi+Celluarモデルは5G通信にも対応したのでモバイル通信はより快適に使えるようになりました。

 ただ、細かい所まで見ると(当然ですが)iPad Proからスペックを削減された部分もあります。昨今の為替レートもあり、スペック差の割に価格差が少ないのが非常に悩ましい所です。ちょっと追加の出費をすればiPad Proも選べるので……。

 私事ですが、実は最近、iPadを1台買おうか迷っています。最近、「iPhoneを頻繁に買い換えるよりも、自分の使い方ならiPadの方が向いてるんじゃないか?」という思いがありまして。一方で「同じM1チップなら、古いMacをM1 Macでリプレースした方がいいんじゃないか?」という思いもあります。iPadにするか、M1 Macにするか……の前に、実はWindows PCも買い換え時期を逃しまくっていて、そろそろ“限界”が近い状況です。

 いろんな意味で悩ましすぎる今日この頃です。

ahamo大盛り ahamoに月間100GBのデータ通信が付帯する「ahamo大盛り」が登場する

 アクセス数の5位は、NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」に月間データ通信容量を100GBまで拡大した「ahamo大盛り」が登場することを伝える記事でした。

 ahamo大盛りは、ahamoにオプションサービス「大盛りオプション」を(月額1980円)を追加したものです。大盛りオプションには月間80GBの通信容量が付帯しており、ahamoと合わせて月間100GBの通信ができます。

 何度も追加容量を買うよりも安上がり……なのですが、SNSの反応を見ると「むしろ必要なのは『小盛り』なのじゃないか?」という声が少なからずありました。要するに20GBも要らない人向けのプランこそが必要ではないかという指摘です。

 もしもahamoに「小盛り」ができると、ドコモが推進している「ドコモのエコノミーMVNO」と競合してしまう可能性があります。自らが推進する取り組みと競合するようなプランをわざわざ作るのは、得策とはいえません。データ通信が旺盛な傾向にある“若者”向けということもあって大容量に振ったという判断もあるでしょう。

 ただ、MVNOを含む他社との競争状況によっては小盛りはもちろん、「アタマの大盛」とか「特盛」とかも出てくるのかな、と思うといろいろと想像が膨らみます。

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