ソニーネットワークコミュニケーションズ(SNC)は4月1日から、MVNOサービス「NUROモバイル」において新料金プラン「NEO(ネオ)プラン Lite」の提供を開始する。月額料金は2090円(税込み、以下同)となる。
NEOプラン Liteは、2021年11月から提供されている「NEOプラン」(月額2699円)と同様に専用の通信帯域を確保することで、特に昼間時のデータ通信の品質を改善している。一方で、NEOプランに標準付帯する以下の機能を非対応とすることで、月額料金を609円引き下げている。
(※1)NEOプランの場合は15GB
(※2)下り通信でデータ容量を超過した場合は上り通信も速度制限が掛かる
一方で、以下の機能はNEOプランと同様に標準付帯する。
(※3)一部の通話先は割引対象外
一部の機能を省略し、価格を引き下げることでより利用しやすくしたプランがNEOプラン Liteということになる。
NEOプラン Liteの提供開始を記念して、SCNは4月1日から、NEOプランまたはNEOプラン Liteを新規契約(MNPを含む)したユーザーを対象とするキャッシュバックキャンペーンを実施する。
新規契約後、利用開始月を含まない契約8カ月目までプランを継続利用すると、以下の金額がキャッシュバックされる。特に申し込みの必要はなく、8カ月目の15日に受け取りの案内メールが来るようになっている。
なお、契約8カ月目を迎えるまでに月額料金が下回るプランに変更した場合(NEOプラン→NEOプラン Liteへの変更を含む)は、キャッシュバックを受けられない。逆に、月額料金が上回るプラン(NEOプラン Lite→NEOプラン)へ変更した場合は、NEOプラン Liteのキャッシュバック特典を受けられる。
SNCは4月1日から順次、NUROモバイルの既存プランにも新しい機能や仕様変更を行う。
NEOプランに標準付帯する「NEOデータフリー」の対象サービスとして、4月1日から「TikTok」が正式に加わる。同日以降、TikTokでは他社が提供するサイト(URL)やアプリへの遷移以外の通信で容量が消費されなくなる。
4月下旬から、バリュープラスの一部プランで新しい機能「バリューデータフリー」が実装される。この機能では、LINEに関するデータ通信が容量消費の対象外となる。
対象となるプランは以下の通り。
バリュープラスはNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの各社の回線を選択して契約できる。ドコモ回線の音声通話付きプランでは、プレフィックスの自動付与による通話料金の割引サービス(NUROモバイルでんわ)が提供されているが(※5)、他2社の回線の音声通話付きプランではプレフィックスを付けて発信するか、アプリを使って発信しないと割引が適用されない。
SNCでは、ドコモ以外の回線を利用する音声通話付きプランにおいてプレフィックスなしで通話の割引が受けられるようにする準備を進めている。予定は以下の通りだ。
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