世界を変える5G

5Gの人口カバー率は2023年度末で95%に 総務省が「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」を発表

» 2022年03月30日 15時28分 公開

 総務省は3月29日、「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」を公表した。

 計画では5GやBeyond 5Gなどを含むデジタル基盤の整備が不可欠だとし、現状の課題や整備方針を取りまとめている。

 5Gについては、携帯大手3キャリアが2020年に商用サービスを開始し、都市部を中心に整備を進めているが、対応する(実際にサービスが使える)エリアが限られていることなどが課題とされている。

 そこで同省では、国としての5Gインフラの整備方針を、第1フェーズと第2フェーズに分けてまとめた。第1フェーズでは、5G基盤展開率を2020年度末実績の16.5%から2023年度末には98%に高める。第2フェーズでは、2023年度末までに全市区町村に5G基地局(合計28万局)を整備して人口カバー率を95%とし、2030年度末までに5G人口カバー率99%(合計60万局)を目指すとしている。

 加えて、新たな5G用周波数の割り当てを実施する他、エリア拡大用の5G中継用基地局などの制度化を検討し、具体的な方針を2022年度中に取りまとめる方針などを示している。

総務省 5G Beyond 5G
総務省 5G Beyond 5G
総務省 5G Beyond 5G
総務省 5G Beyond 5G 複数事業者の送信機を1つの無線装置に集約する技術(インフラシェアリングを可能にする技術)開発の推進なども盛り込まれている

 Beyond 5Gについては、大阪・関西万博を起点として2025年以降順次、光ネットワーク技術や光電融合技術、テラヘルツ波技術を駆使して、通信インフラの超高速化と省電力化を実現する他、衛星やHAPSなどの非地上系ネットワーク(NTN)技術を活用して、陸海空含め国土100%をカバーできるようにするとしている。

総務省 5G Beyond 5G 国際的な競争力の拡大を意識し、Beyond 5G技術開発に関して日本がリードできるようにしたい考え

 さらに、開発成果の社会実装と国際標準化を強力に推進する考えや、必須特許の10%以上、世界市場の30%程度のシェア確保を目指す考えを明らかにしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  7. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  8. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  9. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  10. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー