「iPhone 14」のメインカメラは“13 Pro並み”だが他は弱い? 14 Proとの違いも含めて徹底レビュー荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2022年10月10日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

アクションモードが楽しい動画機能

 1つ前の世代から大きく進化したのが動画。iPhone 14 Proと同様、動画に「アクションモード」が付いたのだ。

 アクションカメラのように手に持って動きながら撮る際に有効な強力な手ブレ補正機能で、画角が狭くなり、サイズも2.8Kに限定されるものの、すごく強力なブレ補正をみせてくれる。

 実際に写る範囲を見てみたい。だいたい0.5xと1xの間くらいの画角になるのが分かる。

iPhone14 超広角カメラのビデオモード。これだけ広い範囲を撮れる。アクションモード(左下にアイコンがある)はオフ
iPhone14 超広角カメラのビデオモードでアクションモードをオンにすると、画角が少し狭くなる。これは電子式手ブレ補正用のエリアを周辺に確保するためだ
iPhone14 メインカメラでのビデオモード。画角の違いを見るためにいれてみた

 そして実際に撮ってみた画像がこちら。確かに動きが滑らかで、細かい振動がない。

超広角でのアクションモード。2.8Kになり、画角が少し狭くなるがすごく滑らか。階段じゃなくエスカレーターをのぼっているみたい(さすがにそれはないけど)
超広角カメラで4Kの通常モードで撮影。細かな揺れが残っている

 また、シネマティックモードも4Kに対応。より映画っぽい24fpsも選べるようになった。これもいい。

iPhone14 人や動物を見つけて自動的にフォーカスを合わせてくれるシネマティック。4Kの24fpsも可能になってよりシネマっぽい絵を撮れるようになった

 ProResでの撮影こそできないが、通常の動画なら超広角も広角も4K60pで撮れるし、2.8Kなら動きながらの撮影もOKだし、4Kでのシネマティック撮影もできるしということで、動画をもっと撮りたい、つい静止画より動画を撮っちゃう人にとってiPhone 14は魅力的だ。

 つまるところ、静止画面で見るとメインカメラこそ13 Pro以上になったが、そこ以外はちょっと弱いかな。でもインカメラは最新のProモデルと同じに進化したし、動画メインの目で見ると撮れるシーンが増えてより楽しめるので、ワンランクストレージの多いモデルに買い換えたくなるといえそうだ。

 で、インカメラへのニーズ、動画撮影・シェアの増加を考えると、スタンダードモデルの路線としてはポイントをついた強化をしてきたのである。メインカメラのスペックだけを見ていると弱いのだけど、重要なのはそこじゃないのだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月26日 更新
  1. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  2. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  3. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  4. 330円で手に入る「足元灯」「非常灯」 充電式になって利便性向上 (2026年07月25日)
  5. 従来の健康保険証は7月31日で利用不可に 8月1日以降は「マイナ保険証」の利用を (2026年07月24日)
  6. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  7. サムスンが「Galaxy Z Fold8」で横長折りたたみを投入する理由 AIの進化にもマッチ、“iPhone包囲網”も万全か (2026年07月25日)
  8. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  9. モトローラから新しいミドルレンジスマホ「moto g37」シリーズ登場 ソフトバンク、楽天モバイル、ドコモも取り扱い (2026年07月24日)
  10. ドコモ販売ランキング:新発売の「Xperia 1 VIII」が上位にランクイン【2026年6月】 (2026年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー