2022年5月24日、ソフトバンクのGoogle Pixel専用の補償サービス「あんしん保証パックネクスト」が月額990円で提供開始となりました。その特徴は主に2つ。Google正規認定修理店「iClacked」での即日修理(最短60分)が受けられること。そして、全ての修理が無料で受けられることです。
あんしん保証パックネクストで割引サービスが適用される修理内容は「故障(内部部品)」「塗装剥離・傷などの外装破損」「内蔵型バッテリーの劣化」「水漏れ・全損」の4つ。修理以外にも紛失・盗難を含めた「電話機交換」サービスも提供されており、修理に対する補償と電話機交換合わせて1年に2回まで受けることができます。
ソフトバンク回線の解約時には、あんしん保証パックネクストのサポートを継続させるか、解約するか選ぶことができます。ソフトバンクと同ブランドである、Y!mobile、LINEMOでは申し込みはできませんが、(ソフトバンクのGoogle Pixel購入時にあんしん保証パックネクストを申し込みしていれば)補償サービスを継続させることはできます。
Google Pixel以外のAndroidが対象の補償サービスが「あんしん保証パックプラス」です。
iPhone、Pixel以外のAndroidでは、あんしん補償パックプラスに加入できます。月額料金は715円。あんしん保証パックネクスト同様、割引サービスが適用される修理内容は「故障(内部部品)」「塗装剥離・傷などの外装破損」「内蔵型バッテリーの劣化」「水漏れ・全損」の4つに分けられています。
このうち、「故障(内部部品)」の利用者負担は0円ですが、あんしん保証パックネクストと違い、「塗装剥離・傷などの外装破損」「内蔵型バッテリーの劣化」「水漏れ・全損」の利用者負担は0円になりません。
My SoftBank(PC版)を使ってのWebからの申し込みであれば、さらに20%割引されます。
修理ではなく、電話機交換を選択した場合は1年で2回まで、8250円を支払えば新品同等品と交換できます。しかし「盗難・紛失」の場合は「会員価格での機種変更」となるため、負担が8250円で済むわけではありません。店舗・機種にもよりますが、会員価格といえども10万円を超えるケースもあります。このあたりの仕組みはドコモやauのサービスとの大きな違いです。
あんしん補償パックプラスも回線を解約する場合、サポートを継続させるか、解約するか選べます。あんしん保証パックプラスもY!mobile、LINEMOでは申し込みはできませんが、補償サービスを継続させることはできます。
iPhone専用の補償サービスが「あんしん保証パック with AppleCare Services」です。この補償サービスには、修理負担相当額のPayPayポイントが付与されるといった特徴があります。
月額料金は、979円、1280円、1450円、1600円の4種類です。画面修理または背面修理が3700円(背面修理はiPhone 12シリーズ以降)、それ以外の修理が1万2900円でできることはAppleCare+ for iPhoneと同じですが、あんしん保証パック with AppleCare Servicesだと、修理で負担した金額分のPayPayポイントが全額返ってきます。
また、盗難・紛失を含む電話機交換サービスが1万2900円で利用できる点は、AppleCare+盗難・紛失プランと同じですが、1年で補償サービスを利用できる回数は、修理補償・交換サービス含めて2回までという点が異なります。なお、前述したPayPayポイント還元ですが、端末交換の場合は対象外です。
あんしん保証パック with AppleCare Servicesも回線を解約する場合、サポートを継続させるか、解約するか選べます。あんしん保証パック with AppleCare ServicesもY!mobile、LINEMOでは申し込みはできませんが、補償サービスを継続させることはできます。
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