準備が終わったら、モバイルICOCAをセットアップしていきましょう。
アプリはGoogle Playからダウンロードできます。現時点では検索に引っかかりにくいので、以下のリンクを活用してください。
アプリの名前は「ICOCA」で、アイコンはイコやんをあしらったものとなります
アプリをダウンロードした後、セットアップを進めます。今回は定期券機能の“ない”ICOCAを新規発行する手順を紹介しますが、発行時に少なくとも1000円のチャージが必要です。モバイルSuicaやモバイルPASMOとは異なり「残高0円」のカードは作れませんので注意してください(※1)。
- 「ICOCA」をタップしてしばらく待つ
- 「新しいICOCA/定期券を作る」をタップ
- モバイルICOCAの説明を読んだら「次へ」をタップ
- 「ログイン」をタップ
- WESTER IDとパスワードを入力して「ログイン」をタップ
- 会員規約を読む
- 「上記規約に同意する」にチェックを入れて「同意して次に進む」をタップ
- ICOCAの名前を入力する(任意:20字以内)
- 「ICOCA(定期券なし)発行」をタップ
- 「新規クレジットカードを登録する」をタップ
- 「次に進む」をタップ
- 決済用カードの番号、有効期限、セキュリティコード(※2)を入力して「次へ」をタップ(※3)
- チャージ金額を1000円以上2万円以下(1円単位)で入力し、「(カード番号下4桁)でチャージ」をタップ
- 「発行する」をタップ
- 完了画面を確認する
(※1)モバイルICOCAでも、定期券を同時購入する場合に限り「残高0円」発行可能です
(※2)カードが手元にあることを確認するための3桁または4桁の数字
(※3)一定の条件を満たす場合、カード会社が指定する方法での追加認証を求められることがあります(3Dセキュアの仕様です)
事前に準備をしておけば、設定はスイスイ進められる。本文にある通り、定期券機能のない(=プリペイド専用の)ICOCAを新規発行する場合は最低1000円のオンラインチャージを求められるので注意したい
設定完了後のアプリのトップ画面。複数のICOCAを発行した場合は、券面をスワイプすることでカードを切り替えられる
これでモバイルICOCAを利用できるようになります。ただし、先に別の交通系ICカードを利用していた場合は、今回作ったカードをメインカードに指定しないと使われないので注意してください。
その他、モバイルICOCAの主な注意点は以下の通りです。
- カードタイプのICOCAからの移行には非対応
- 駅窓口では以下の取り扱いを行わない
- 紛失登録(会員用Webサイトまたはコールセンターで対応可)
- 機種変更(カード情報の移し替え)
- 払い戻し(アプリ上の操作またはコールセンターで対応可)
- 定期券の販売(アプリ上の操作で対応)
- 以下の条件に当てはまる定期券は発売できない
- 大学生未満(中学生/高校生)の通学定期券
- 小児運賃を適用する定期券
- 割引運賃(障害者割引など)を適用する定期券
- 新幹線定期券(FREX/FREXパル)
- 私鉄/地下鉄で完結する定期券
- 2区間定期券(※4)
- 分割定期券(※5)
- 北陸本線の「敦賀駅」以北を含む定期券(※6)
- ICOCA対応のバス/路面電車用定期券(窓口での購入も不可)
- アプリで経路が出てこない(選択できない)定期券(※7)
(※4)特定の駅を分岐点として2つの区間で有効な定期券
(※5)経路上のある駅で運賃計算を打ち切って、2枚分の情報を1枚にまとめた定期券(2区間定期券の一種)
(※6)北陸本線の敦賀〜金沢間は2023年度末までにJR西日本から経営分離される予定
(※7)経路が出てこない場合でも「JR西日本の区間/経路を含む」「ICOCA定期券で発売できる」の両方を満たす場合は、オペレーター対応により購入できる場合があります(専用の問い合わせフォームから申請してください)
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