アウトカメラは、メイン(5000万画素/F1.8)+超広角(4800万画素/F2.2)+望遠(光学2倍/3200万画素/F2.0)という構成。「MariSilicon X」というOPPOが自社で開発した画像処理チップを搭載し、老舗カメラメーカーのハッセルブラッドとの共同開発によってチューニングが行われていることが特徴だ。
いろいろな被写体を撮ってみたが、どんなシチュエーションでも、明るさや色のバランスがよい写真が撮れるように感じられた。自分が意図するよりもワンランク上の写真が写るので、撮影するのは非常に楽しかった。
なお、カバーディスプレイとメインディスプレイそれぞれにパンチホール型のインカメラ(3200万画素/F2.4)が搭載されている。しかし、端末を開いて裏向きにすれば、アウトカメラで自撮りをすることも可能だ。
Find N2は、サムスンのGalaxy Z Fold4に競合する機種といってもいい。筆者はGalaxy Z Fold4も使ってみたことがあるが、両モデルの使用感は若干異なる。
Galaxy Z Fold4は「折りたたむとスマホ、開くとタブレット」という1台2役のデバイスという印象が強い。大画面を3分割でき、大画面の下にタスクバーが表示されるなど、PCライクに使えるUIも盛り込まれている。一方、Find N2は、普段コンパクトに折りたたんで片手で操作しやすいことが利点。開くと広い画面を利用できるが「タブレットのように使える」とまではいえない。「基本的にコンパクトなスマホが好きだが、時々大画面も使いたい」という人に適していそうだ。
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